アリスティデス・アキーノ
シンシナティ・レッズの新人アリスティデス・アキーノが途轍もない猛打を発揮している。
現地17日。本拠地グレート・アメリカン・ボール・パークでのカージナルス戦で11号3ランを放った。
Today we throw it back to the #BigRedMachine!#BornToBaseball pic.twitter.com/MlIa2wKya9
— Cincinnati Reds (@Reds) August 17, 2019
「4番・ライト」でスタメン出場したアキーノは、カージナルス先発で元巨人のマイコラスに対し、初回の1打席目は遊ライナー、3回の2打席目はサードフライに打ち取られたが、5回2死一、二塁のチャンスで迎えた3打席目。
マイコラスのスライダーを捉え、11号3ランを放った。
デビュー後17試合での11本塁打到達は、メジャー史上最速記録となる快挙。
現地10日のカブス戦では3打席連続本塁打。ルーキーでは初だった。
メジャーデビューは2018年。代打として、1打席のみだった。
1994年4月22生まれの25歳、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身。
身長193cm(6ft 4in)・体重100kg(220lb)。
2011年、17歳でレッズとプロ契約、同年傘下のマイナーチームでプロデビュー。
ゆったりとしたオープンスタンスに構えてから開花。初動が加わったことで硬さが抜け、タイミングも取りやすくなったように見える。
彼の名を一躍押し上げた一発がある。
「オーマイグッドネス!」
20度の弾丸ライナーは、あっという間にレフトスタンドに突き刺さった。
84マイル(約135キロ)の直球を捉えた3号2ランは、118.3マイル(約190キロ)MLB動作解析システム「スタットキャスト」が示した今季の打球速度最速ホームランのタイ記録、
ピート・アロンソとゲイリー・サンチェスと並んだ。
飛距離、打球速度は、天賦の才と言われる。
この3人の中では、アキーノのスイングが美しい。今後が本当に楽しみ。
これまでの10本。
すっきりとしたスタイルで良い。筋骨隆々になってほしくない。
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