MLBの日記

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トミージョン考

また、大谷翔平打った。

日本時間9日の敵地ギャランティード・レート・フィールドでのホワイトソックス戦で、今季18度目のマルチ安打を記録した。

9回に無死満塁のチャンスで、左腕ジェイス・フライ投手からライト線ギリギリを破る走者一掃のあわやランニングホームランの3点タイムリ三塁打

9月に入り、出場した4試合で、16打数8安打の打率5割、4本塁打、10打点、全くと言っていいほど打てなかった対左腕の打率は2割を超えた、改めて修正能力の高さを証明して見せた。

 

アメリカン・リーグの新人王争いで先を行くニューヨークヤンキースのミゲル・アンドゥーハーとグレイバー・トーレス。投手で最低5勝が必要と言われていたが、このまま打ちまくれば、彼らに追いつけるかもしれない。

 

 

再び、靱帯に損傷が見つかり、トミー・ジョン手術を受けるかの決断が迫まっている。超有名な手術で、成功しカムバックしている一流投手が多くいても、メスを入れ、骨を削るというのは、かなりのリスクがある。

ダルビッシュの状態を見ていると、よけいにそう思う。もっとも彼の場合、急な筋力増強などで、体重を大増させたことが原因にある気がする。強い球が投げたくて、相手打者をねじ伏せたいがためにパワーをつけたと言っていたが、「関節も腱も鍛えられないのに、筋肉大きくするのは本来持っているバランスを崩す」怪我をしない殿堂入りのイチローもそう言った通り、すぐに怪我するニオイがプンプンしていた。確かに一時の速球とスライダーのキレはえげつなかったが、柔らかさを失った。

 

解説で大島さんが、「投手一年、打者一年を交互に」と提案していたのを思い出す。

これだけバットが振れるなら、1シーズン打者としてプレーして、どれだけ打てるのか見てみたい。まだ若い、肘の経過を見て、回復の可能性を探ってみても良いのではないだろうか。手術を回避する意味でも更に打ちまくってほしい。

 

平野は相変わらずの安定感、良かったときの上原みたいだ。

 

 

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