東地区3連覇
球自体は悪くなかった、厳しい所に投げていた。しかし前に飛ばず、ファールで粘られ、初回31球、2回23球、と球数が嵩んだ。
1回にJ.D・マルティネスのタイムリー。
2回にムーキー・ベッツの2点タイムリー。
2回裏、8番ボイトの2ランで詰め寄った。
もう失点出来ないと切りかえた3回に伏兵ホルトの本塁打。
4回裏に4番スタントンの満塁本塁打で逆転。
悔やまれるのは5回、先頭のムーキー・ベッツを追い込んでから、甘く入ったスライダーを痛打され、二塁打で出してしまった場面だ。一度は潰えたかと思われた勝ち星のチャンスが、再びこぼれ落ちてしまった。
Stanton sends it. pic.twitter.com/R8ClL5byHf
— New York Yankees (@Yankees) September 21, 2018
ベッツ一人にやられた印象だ、打率トップ、選球眼もいい、打ち取るのが難しい。
2回の対戦でそれぞれ一球ずつのインコースは平然と見送っている、アウトコースに狙いを絞っていた。並の打者ならアウトコース一辺倒で抑えられるが、ベッツは別格。当たっても仕方なしといった具合で仰け反らすような胸元インコースのツーシームを投げこんでもらいたい。インコース攻めは勇気がいる。言うは易しと分かってはいるが、踏み込みが強く、アウトコースの強い相手には、必要不可欠だ。
この25歳の若者、ダスティン・ペドロイアのようにフランチャイズプレイヤーとして活躍していきそうだ。
この試合のボイトの本塁打で、1シーズンの2桁本塁打打者は12となり、メジャーリーグ史上最多記録を達成。
ヤンキースの今季246本目、2012年1シーズンの球団本塁打数245を更新した。
MLBの1シーズン球団本塁打最多記録は1997年のシアト
Smashing homers. Smashing records. pic.twitter.com/yD6cRmFv6L
— New York Yankees (@Yankees) September 21, 2018
レッドソックスの3年連続地区優勝は球団史上初。この試合で今季104勝、球団記録は1912年の105勝 、更新確実だ。
今季レッドソックス戦クオリティスタートがない。2戦目のプライス同様、使いづらくなってしまったが、ポストシーズンでチャンスがあるかもしれない。
悔しさをバネに強くなれる選手だ。今度こそはと期待せずにはいられない。
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