ア・ワイルドカードゲーム
#StartSpreadingTheNews, Wild Card won. pic.twitter.com/jmryYeHgJv
— New York Yankees (@Yankees) October 4, 2018
先発ルイス・セベリーノは、初回から全開で力んでいたが、回を追うごとに段々と解れてきた。強力打線相手に見事な粘投だった。
初回、アーロン・ジャッジの先制2ラン。この一発が明暗を分けた。
2-0のまま迎えた4回、アスレティックスにも流れが来るかに思われた。
しかし、2死満塁のピンチを無失点で切り抜けると、5回、連打を浴びて無死1,2塁の更なるピンチでセベリーノに代わったベタンセスが、この場面も無失点で切り抜けた。続く6回も三者凡退と完璧救援で、再び流れを引き戻した。
その裏、2番ジャッジからの好打順で、対するはこの回から登場のロドニー、完全に打ち取ったボテボテの当たりがシフトの逆、一塁脇を抜けてラッキーな2塁打になる。ここから猛攻が始まる。続くヒックスのタイムリーで1点追加すると、これ以上は許さんと今季0.78の最強クローザートライネンを投入するが、四球で出し、暴投と盗塁で無死2,3塁、ボイトの右三塁打で5-0とし、そのボイトをグレゴリウスが犠牲フライでキッチリと返して、6-0。仕上げは、8回まで引っ張ったトライネンの抜けたスライダーを打っ叩いたスタントンの一発だった。
7-2のスコア以上に競った好試合、アスレティックスが勝ってもおかしくなかった試合だ。レギュラーシーズンでの、らしい強さを見せてくれた。選球眼よくクサい球はカットして逃げ、四球を呼び込み、球数を投げさせた。セベリーノを4回0/3で降ろしたのだ。4回、5回のチャンスで一本出ていれば本当に分からなかった。8回、ブリットンから放ったデービスの2ラン時の静けさは、流石のヤンキースタジアムであった。
「スタットキャスト」が導入された2015年以降、プレーオフ最速の117.4マイル(約189キロ)、飛距離443フィート(約135メートル)の弾丸アーチ。
初回のジャッジが放った2ランも、打球速度116.1マイル(約186.8キロ)と凄い当たりだった。
what a catch !
守備固めのエチェバリア、ブーン采配ピタリ。
That's how you get out of it. pic.twitter.com/3Vc1Un7OMQ
— New York Yankees (@Yankees) October 4, 2018
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