ナ・リーグ地区シリーズ開幕
ミラーパークで開幕。
ブリュワーズは流行のブルペンデー。先発は、今季4回の先発経験があるブランドン・ウッドラフ、3イニングを無安打で抑える見事なピッチング。
均衡が破れたのは3回。対するは、ポストシーズン初登板となった先発のアントニオ・センザテラ。1死一塁の場面から優勝の立役者クリスチャン・イエリッチが初球のチェンジアップを振り抜き、バックスクリーンに放り込む先制2ラン。センザテラはその後は立ち直り5回2失点で降板した。
後半になれば、盤石のブルペン陣が控えるブリュワーズ、その堅守で完封リレーかと思われた。しかし、そうはさせじと9回にロッキーズ打線が本来の力を発揮、ジェラルド・パーラ、マット・ホリデーの連打、無死一,二塁のチャンスでチャーリー・ブラックモンのライト前タイムリーで1点を返すと、ショートのエラーで無死満塁としたあとに今季のナ・リーグ本塁打王、ノーラン・アレナドの犠牲フライで同点に追いついた。しかし、無死満塁のビッグチャンスに1得点止まり、結果的に見ると、ここで畳みかけられなかったことが敗因になった。
その後迎えた延長10回、2死一・三塁のチャンスをつくると打席を迎えたのは、ワールドチャンピオン経験者マイク・ムスターカス。見事、アダム・オッタビーノからライトへタイムリーを放ち、ホームで絶対落とせない初戦をモノにした。
ロッキーズにとっては、痛すぎる敗戦だ。敵地で、しかも自慢のブルペン陣を打ち崩して勝てば、一気に駆け上がれたかもしれない。イエリッチの2点以降は踏ん張った投手陣も乗ってきたはず。厳しい状況だが、巻き返すことができるのだろうか。
クリスセール+マディソンバムガーナー+ランディジョンソン÷3的な
話題の三振製造機ジョシュ・ヘイダー。投げっぷりが良い。球速以上に速くみえる。
こういう球は高めが効く。フライボール革命により高めが増えた所以だ。
81回 1/3回143奪三振。リリーフの奪三振数、歴代8位の快挙。あっぱれ。
いまMLBの救援でトップ級の活躍を見せるジョシュ・ヘイダー。その中で、この難敵を打ち崩すための糸口が見えたと解説者は語っている。#字幕付き動画 pic.twitter.com/nRneq1YNYx
— MLB Japan (@MLBJapan) October 4, 2018
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