MLBの日記

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シーソーゲーム

 

ア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦。レッドソックスの2勝1敗で迎えた一戦。

ヒューストンのミニッツ・メイド・パークで行われた。

 

  

初回から荒れた展開だ。レッドソックスが2死二・三塁のチャンスに、ラファエル・デバースの2点タイムリーで先制する。

 

 

その裏、アストロズは1死からジョージ・スプリンガーがセンター前ヒットで出塁。続くホセ・アルトゥーベは先発リック・ポーセロからライトへの大飛球を放ち、これが、物議を醸すプレーとなる。

明らかなフェンスオーバー、ライトのベッツがフェンス際でジャンプ。すると、最前列でボールを捕球しようとしたファンと接触する形となった。開いていたベッツのグラブは、ファンの手に当たって閉じた格好になり、ボールはそのままこぼれ、アルトゥーベは二塁へ。しかし、ビデオ判定となった。

結果は、ファンが捕球を妨害としたとしてライトフライになった。判定に問題はないが、ファンの退場には同情する。枠を超えて手を大きく出したわけではない、10人中10人があのような反応になるのではないだろうか。不憫でならない。

それにしても、 ベッツの驚異的な身体能力だ。あの打球に、タイミング良く、高い跳躍で落下地点に入れる選手がどれだけいるだろう。

当然、ミニッツ・メイド・パークは判定に大ブーイング。 

 

2回裏、アストロズが反撃開始。ジョシュ・レディックがレフトへ二塁打を放つと、続くカルロス・コレアがレフト前タイムリーで、1点を返す。

 

3回、アンドリュー・ベニンテンディ、ザンダー・ボガーツの2本の二塁打で1点を追加で、再び2点差とする。

 

 

 

しかし3回裏、ジョージ・スプリンガーのソロ本塁打ジョシュ・レディックのセンター前タイムリーで同点とし、さらに4回1死からトニー・ケンプがライトスタンドに突き刺さる勝ち越し本塁打を浴び、この日初めてのリードを許す。 

 

膝痛くて、こんなに打てるものかね。

 

 小さいケンプ。

 

 

直後の5回表に,またもやボガーツのタイムリーで同点としたが、先発のポーセロは4回4失点でマウンドを降りた。 

 

5回裏のアストロズレッドソックス2番手のジョー・ケリーから二死2塁のチャンスを作り、コレアのタイムリーで勝ち越しに成功。

 

 

 この日大活躍のコレア、逆転のキーマンとなれるか。

 

 

 

4-5で迎えた6回、ライトへの二塁打を放ったクリスチャン・バスケスに続いて打席に入ったジャッキー・ブラッドリーjr.が、ジョシュ・ジェームズの初球をライトスタンドに運ぶ2試合連続の2点本塁打をたたき込み、6-5と逆転に成功した。

 

 MVP!MVP!MVP!

 

 

追加得点。

 

 

8回表にJ.Dマルティネスのタイムリーでリードを3点に広げ、8回裏からクローザーのクレイグ・キンブレルを投入。

 

凄すぎる。プロボウラーにならなくて良かった。

 

8回裏に ベッツのファインプレーに救われるも、ブレグマンに死球、スプリンガ―に2塁打、そしてアルトゥーベの内野ゴロの間に1点を返され、9回裏も3四球で二死満塁の大ピンチを招くが、アレックス・ブレグマンのヒット性の当たりをベニンテンディがスーパーキャッチで締めくくった。

 

キンブレルは自身初の6アウトを取ったが、ポストシーズン4試合連続の失点。心配の種。

 

 

 

こういうプレーを見ると、目頭が熱くなる。 

想起するのは、

理屈抜きに、感動する。 

 

 

3連勝で2013年以来となるワールドシリーズ進出に王手をかけた。

 

  

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