MLBの日記

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デビッド・プライス

 

3勝1敗で2013年以来のワールドシリーズ進出に王手をかけているレッドソックスの先発はデビッド・プライス。

負ければ終わりのアストロズは、大舞台で無類の強さを誇るジャスティン・バーランダー。必勝を期すならこの人以外いない。

サイ・ヤング投手対決。であるが、プライスは頼りなく映る。最多勝利・最優秀防御率最多奪三振のタイトルを持つ143勝左腕は、ポストシーズンで先発した試合では0勝9敗、防御率6・16と、呪われているかのように勝てない。

互いに大投手ながら対照的な対決は、興味深かった。

 

 

3回、今季打点王のJ.Dマルティネスが均衡を破る。4球目、バーランダーの甘く入ったカーブを捉え、レフトスタンドに飛び込む先制のソロ本塁打とした。

 3球目、抜群のスライダーで三振だったら、と考えずにはいられない。

 

 
1-0のまま、互いに一歩も譲らなかったが、6回にレッドソックス更なる攻撃を仕掛けた。先頭ミッチ・モアランドがレフトへの二塁打で出塁すると、続くイアン・キンズラーがライト前ヒットで無死一・三塁とすると、好調ラファエル・デバースがレフトスタンドへ3ランを運び、4点リードとした。

バーランダーの高スピンで高めの速球を、逆方向に!?。21歳なんて嘘みたいだ。

 

 

そういえば、

 

20歳のルーキーでアロルディス・チャップマンの102.8マイル(約165.4キロ)の速球を逆方向へ運んだときも驚いた。大物食い。

チャップマンが左打者に打たれたのは、ラジェイ・デービスに続き、二人目。

加えて、それまで左対左での被ホームランの最速は、98.7マイルだったことからも、如何にとてつもない当たりかが分かる。

 

 

今日のベッツ

 

 

 

 

7回から継投に入ったレッドソックスは、2番手のマット・バーンズがマーウィン・ゴンザレスにソロ本塁打を浴びたものの、7回裏二死からマウンドに上がった3番手のネイサン・イバルディが1回1/3を無失点に抑える好リリーフ。

最終回は守護神クレイグ・キンブレルが無失点で3点リードの締めくくった。

 

 

 

 6回93球。無四球、無失点とポストシーズンにおける自己最高のピッチング。

右打者のインコースへ食い込むクロスファイヤーと、アウトコースに落ちるチェンジアップ。抜群のキレとコントロール。これぞ、プライス。

 

 

 

 

 こんな最高の誕生日は見たことがない。おめでとうございます。

 

 

 

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