MLBの日記

MLBの楽しさを伝えるブログです。

ボストン・レッドソックス

 

3勝1敗でレッドソックスが王手をかけドジャースタジアムで迎えたワールドシリーズ第5戦。ドジャースは、エースクレイトン・カーショウを立てて可能性を繋ぎたい。

レッドソックスの先発は、予定されていた中4日のクリス・セールではなくデビッド・プライス。自身の先発登板を進言したという。

 

 

1回表、カーショウの不安定な立ち上がりを叩いた、アンドリュー・ベニンテンディがヒットで出塁すると、続くスティーブ・ピアースが左中間への2ラン本塁打を放ってレッドソックスが2点を先制。

しかしその裏、すかさず、デービッド・フリースが右中間への先頭打者アーチで1点を返す。

持ってる。 

 

 

J.D.マルティネスが打球を見失う。相手のミスによるチャンスを生かさなければ、流れは引き寄せられない。

 

6回表、ドジャースタジアムでヒットの無かった眠っていたムーキー・ベッツが目覚めの一発、左中間へのソロ本塁打

7回表、J.D.マルティネスもセンターへのソロ本塁打

 

8回表にはピアースにこの日2本目となるソロ本塁打で、5-1とする。

 


先発プライスは8回途中まで被安打3、奪三振5、与四球2、失点1に抑える快投。

私的MVP。

 


2番手のジョー・ケリー。自慢の速球でねじ伏せた。3者連続三振に抑える完璧なリリーフ。

新守護神クリス・セールが3者連続空振り三振。ケリーから6者連続三振で、試合を締めくくった。最強左腕との呼び声も高い男、低迷が続くチームで援護の少ない中、黙々と投げた。白から赤の靴下に履き替えて、念願のワールドチャンピオン。おめでとうございます。

 

第4戦、物静かな印象のセールが激を飛ばした。皆驚いたようだが、 この直後、大逆転劇が起こった。コーラ監督は意気に感じたはずだ。胴上げ投手にセールを選んだ理由の一つだろう。

 

 

 シーズン途中にチームに加入した選手が、ワールドシリーズでMVPを獲得するのは、1969年のドン・クレンデノン(メッツ)以来、史上2人目ということだ。

 

順当のポストシーズン。対抗馬のアストロズをものともせず、最高勝率レッドソックスがそのままゴールイン。コーラ監督の采配も光った。圧倒的に強かった。

 

 

 

www.mlb.com

 

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございます。