菊池 雄星
Baseball and brunch sounds like a pretty good combination to us. What do Yusei? #TrueToTheBlue x @yuseik18 pic.twitter.com/YQ9pEkpueL
— Seattle Mariners (@Mariners) 2019年4月5日
現地5日、敵地ギャランティード・レート・フィールドでのホワイトソックス戦で菊池雄星が今季3度目の先発。5回を7安打4奪三振1四球6失点(自責4)。
Yoán Moncada's big day leads #WhiteSox to comeback victory in home opener.
— Chicago White Sox (@whitesox) April 5, 2019
Recap: https://t.co/MVb4bRemss pic.twitter.com/S7yCn1DAz2
野球の魅力がたっぷりと詰まった面白い試合だった。特に、ホーム初戦を迎えたホワイトソックスファンには。
Dingers? Yeah, we got 'em. #TrueToTheBlue x Domingo Santana pic.twitter.com/4vZMBir0XP
— Seattle Mariners (@Mariners) April 5, 2019
初回にサンタナが先制ソロで幸先良く始まった。
しかしその裏にショートのベッカムが1イニングに3エラー。無死満塁で、モンカダに右中間への大飛球を、センターのスミスの一度はグラブに収めるが、衝撃でこぼれ、2者が生還、この回33球を費やし、3点を失った。
悪い流れは止めらない、2回にも、エンゲルの左二塁打、意表を突いたセーフティーバント、打ち取った当たりがシフトの逆に転がるなど、3点を失った。しかしその後、3イニングを1安打無失点と意地を見せた。
2回で53球、足を引っ張られながらの6失点、ここから5回投げ切れる投手はそう多くはいない。ましてや、新人で。切り替え、立て直した精神力は、称賛に値する。
守備が良くない。MLB過去10年で1イニングに3回のエラーを記録したのは7選手のみ。そのうち直近3選手は全てマリナーズの選手だと言う。2017年当時のショートのジーン・セグラ、記憶に新しい3/30レッドソックス戦の9回にサードのディラン・ムーア、そして今日のティム・ベッカム。
守備を買われているムーアがこんなことになるとは、、
中々ない貴重な経験ができたとも言える。菊池なら成長に生かすことが出来る。
フォーシームのキレが凄い。Wソックスの強力打線を押し込んでいた。
投手陣も含めて考えると、落ちるのも時間の問題だと不安になる。打ち勝てているが、打線は水物、そのうちバットは湿ってくる。もたついているアストロズは当然上がってくる。アスレチックスも地味に強い。どうにか粘って、西地区を盛り上げてほしい。
ホットな打線。
Bach, bach, bach, bach GONE. 💣#TrueToTheBlue x Daniel Vogelbach pic.twitter.com/O6YQNtc8fD
— Seattle Mariners (@Mariners) April 5, 2019
面白フォルムのナイスキャラクター、ボーゲルバック。少しかわいい。
負けを消してくれて、ありがとう。
勝ち投手の権利を与えてくれて、ありがとう。
救援陣の乱調で、またしても勝ちを逃してしまったが、負けもつかなかった。勝ち負けは、二の次だ。
この試合、不屈の投球は胸を打った。前回登板の後、父、雄治さんが亡くなったからだ。父の想いも酌み、残って投げることを決断した。ここにブレない強い意志を感じる。本人も言っていた通り、目標は1シーズン、ローテーションを守ること。それができれば、大成功だ。簡単ではない、大きいアメリカの長距離移動、気候の変化、そしてシーズンは長い。怪我をしないこと願うばかりだ。
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