MLBの日記

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ダルビッシュ有

ダルビッシュ有が、敵地チェイス・フィールドでのダイヤモンドバックス戦に先発。



この試合でも制球定まらず、2回まで56球を費やしてしまった。しかし、3回から一変する。2番エスコバーをスプリットで空振り三振に取った56球目が立ち直るきっかけになったと試合後、本人が語った。腕、手首の角度などを修正したのだろう。

 

3回、3番ぺラルタ、4番ジョーンズ、5番C.ウォーカーを、圧巻の三者空振り三振に切って取った。

 

カブス移籍後最多110球の力投で、今季初のクオリティ・スタートを達成し、今季2勝目を挙げた。防御率を5.02と少し回復。 

野茂英雄以来、日本人史上2人目のメジャー通算1100奪三振も達成した。

 

チームは9-1で勝利。

 

若手デビッド・ボートが爆発。2本塁打5打点。多分キャリアハイ。 

 

 

5回で90球を超え、その裏に打順が来ても、6回に被弾して、次の打者に四球を出しても、我慢して投げさせたマドン監督。流石稀代の名将と拍手を送りたくなった。

投手の気持ちに深い理解がある。最近は交代が早い、このような我慢はなかなか出来ない。

「調子良さそうで、見ていて楽しかった、求めている姿だった」と監督。

ダルビッシュは気を良くしたに違いない。本来、彼の実力ならこれが普通、年俸額6年総額1億2600万ドル(約137億円)を考えても、毎試合これぐらいはやってほしいというのが、球団の本音だろう。

勝って兜の緒を締めよ、次回の登板が楽しみだ。

 

 

 

 

 

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