MLBの日記

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3000

4月30日(日本時間5月1日)ヤンキースCC・サバシアが、チェイスフィールドでのダイヤモンドバックス戦で偉業達成。史上17人目の通算3000奪三振を達成した。

左腕に限ると、ランディ・ジョンソンスティーブ・カールトンに続く3人目の3000奪三振達成者。

 

   

最強左腕、サイ・ヤング5度受賞、300勝投手。

208cm、このリーチでサイドスロー気味、コースに決まると左打者は絶望的に打てなかった。 

 

完全試合。本人よりもチームメイトが喜んでいるのが素敵。

 

 

 

 

イチローが球団の会長付特別補佐に就任した。 

 

球団発表によると、メジャー、3Aで外野守備、走塁、打撃も指導する。
ディポートGMのサポートもするという。

 

普通ではありえない待遇。イチローへのリスペクトを感じる。

ファンはもちろん、球団関係者、選手一同、特にゴードンは喜んだことだろう。

 

引退会見で本人がないと語った人望は、ないというよりも無縁だった。

チームが低迷する中でも、際立つ活躍で自身の記録を伸ばした彼は、負けることに慣れてしまった選手たちから孤立したことがあった。外国人であり、己の体との向き合い方が尋常ではない。当然、チームメイトとの距離は遠くなった。

 

人望を調べれば、尊敬や信頼や期待の気持を寄せること。人々が慕い仰ぐこと。

イチローにないわけがないだろう。

ヤンキース時代から、笑顔が増え、ムードメーカーにもなり、マーリンズでは慕われた。レジェンドに好意的な若い選手たちは、その背中を見て多くを学んだ。昨季MVPイエリッチも準備の大切さを学んだと語っている。

 

常に結果を求めた現役生活が終わった今、嫌でも人望はついてくる。

常勝ヤンキースに渡っても、憧れのチャンピオンリングには手が届かなかった。

インストラクターとして入れば、マリナーズは強くなる。球団初のワールドチャンピオンとなり、笑顔のイチローが見られる日が来ることを願ってやまない。

 

 

 

 

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