MLBの日記

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タイラー・グラスノー

クリス・セールに今季初めて勝ちがついた。古巣相手に、6回、10奪三振で無失点の好投。

開幕から大不振、前回登板までの6試合で5敗し、防御率6・30。昨季の打撃成績を加味して考えれば、ここまでのエースの苦戦は微塵も想像もできなかったことだ。

 

14年ドラフト1位の有望株マイケル・チャビスが今季チーム最長アーチ(4号2ラン)で強烈援護。 

ペドロイア、ホルト、ヌネスのIL入りで巡ってきたチャンスをモノにしている。

 メジャー初HR。

喜ぶ漫画みたいなお母さん。なんか、泣きそうになる。

 

ベッツも打ち出している。 レッドソックスに復調の兆しが見えてきた。

 

 

 

首位のレイズも好調を維持。 

 

名のあるスターは昨季サイ・ヤング賞のブレイク・スネルのみ。実績のある選手では、アストロズ在籍の昨季35歳にしてキャリアハイ(15勝3敗、防御率3.13、201奪三振)のチャーリー・モートンくらい。

凄まじい活躍でチーム牽引しているのは、3月・4月のアメリカン・リーグ月間最優秀投手に選出されたタイラー・グラスノーだ。

 

選出後、敵地オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズで行われたボルティモア・オリオールズ戦でも7回92球(ストライク62球)、無四球、奪三振8、無失点の好投で防御率1.47。無傷の6勝目。

 

ピッツバーグ・パイレーツからやってきたタイラー・グラスノーとオースティン・メドウズは、エース格のクリス・アーチャーとのトレードでやってきた。二人ともプロスペクト(若手有望株)だが、グラスノーは過去3季で4勝したのみ、制球に苦しんだようだ。

若手発掘、育成の上手いレイズ。資金力のないチームが辿る道であるが、この難しい地区で、結果を出しているのが素晴らしい。

 

203cm。99マイル(約159キロ)の速球に、縦割れカーブ。 

 

 

 

 

そして、怪我人続出のヤンキース

左膝痛のため三回で降板したジェームズ・パクストンが、この野戦病院にまた加わってしまうかもしれない。最も安定感のあるパクストンが離脱すれば、大きすぎる戦力ダウンだ。1シーズン、ローテーションを守れれば、サイ・ヤングが見えてくるほどの投手だと思うが、如何せん怪我が多い。大したことないといいが。

 

 

加藤豪将は今日も打った。5打数2安打・3打点・1本塁打で、打率は.368に上がった。が、ルメイヒュー、アンドゥハーも戻ってくる。生え抜きを育てたいなら、経験を積ませてほしい、。怪我の多いベテランの人員整理で枠を広げられないのだろうか。9月まで待つしかないのか。。

 

 

 

とにかく、ア・リーグ東部地区も面白い。

 

 

 

 

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