MLBの日記

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ビックフライ

現地は18日、本拠地エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムでのロイヤルズ戦に5試合連続「3番・DH」でスタメン出場した大谷翔平が、復帰後本拠地初本塁打となる2号2ランを放った。

 

高々と舞い上がる大谷らしい一発に、米メディアも「完全無欠のムーンショット」とオシャレに伝えた。


2点リードの6回1死一塁の場面。先発ジェイコブ・ジュニスの初球、91マイル(約146キロ)直球を捉えると、ボールは高々と舞い上がった。

滞空時間の長い打球は、打球の初速は111マイル(約178.6キロ)、打球角度は39度、最高到達点は152フィート(約46.3メートル)、飛距離は393フィート(約120メートル)。

39度は、今季エンゼルスのホームランの中で最も角度のある一発だった。

2018年以降でも4番目。チーム内で高角度本塁打トップ5は、1位・大谷45度、2位・トラウト41度、3位・大谷40度、4位にこの日の39度、5位・トラウト、アップトンの38度で、5本中3本が大谷によるものだという。

 

トミー・ジョン手術から指名打者として復帰して現在まで、打率.286/出塁率.362/長打率.429。 4打数1安打2打点の活躍で、連続試合安打を、6、とした。

 

スタッドキャスト導入後(2015)の最大角度は、

2017ワールドシリーズ5戦のカルロス・コレア。多分。。

 

 

 

こちらも凄まじい一発。

今季10号ソロ。通算250号。

飛距離473フィート(約144.1メートル)、打球速度113マイル(約181.8キロ)、打球角度27度の特大弾だった。

スタットキャスト導入された15年以降では、その年7月8日の敵地ロッキーズ戦で477フィート(約145メートル)の当たりに次ぐ、自身2番目の特大アーチ。球が飛ぶ高地クアーズフィールドだったことを考えれば、キャリア最高の当たりと言っても過言ではない。

そして、今季のメジャー全体では3番目の飛距離となった。

トラウトは12年から7年連続シーズン20発以上を記録している。

タイプが違い比較にはならないが、ポテンシャルはトラウトが上だと思う。この体躯で動ける分、怪我が心配。

 

スタッドキャスト導入後の最長飛距離は、やはりクアーズフィールドにて、

ジャッジ、スタントンかと思いきや、トレバー・ストーリー。3本塁打に、最長と倒れこみHR、もう一生ない。

 

 

先発は、23歳のグリフィン・キャニング。

7回を、93球(ストライク60)、3安打、5奪三振、1四球、無失点。ハイクオリティスタート(HQS。7イニング以上を投げ、自責点2以内で抑える)で2勝目。メジャーデビューから4戦目で、キャリア最高のピッチングを披露した。

150㎞中盤の速球に、キレのあるスライダーが魅力。チェンジアップの精度が上がればかなり勝てそうだ。テイクバックが小さく、打者はタイミングが取りづらそう。 


UCLAから2017年のドラフト2巡目(全体47番目)にエンゼルスに指名されており、球団内のプロスペクト(若手有望株)ランキング2番目と評価が高い。

投手力が課題のエンゼルスに、明るい兆しだ。

 

 

 

 

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