MLBの日記

MLBの楽しさを伝えるブログです。

熱投ブッシュスタジアム

ナショナルズのエース、マックス・シャーザーが8回120球の熱投で今季自己最多となる15奪三振で、3勝目(5敗)。2桁奪三振は今季4回目。キャリ通算では、なんと、86回目となった。

34歳の鉄人。怪我も少ない。100超えの可能性大。

 

ナショナルズは勝って26勝33敗、ナ東部地区現在4位。エースのチームを鼓舞するかのような気迫は、伝染していくか。飛びぬけたチームがいない地区だけに、まだまだ分からない。 

デーブ・マルティネス監督が交代を諦めるほどの強気。 

 

 

 

もっと驚いたのは、カージナルスのアダム・ウェインライトだ。

2013年8月23日のブレーブス戦で128球を投げて以来となる126球の熱投。

 

ナショナルリーグ最多勝利2回(2009・2013)。オールスター3回選出。チームのエースだったが、加齢に加え、怪我に苦しみ、左アキレス腱断裂の2015年以降は、彼本来の姿は、あまり見られなかった。

8回裏2死一・二塁の場面で対するアンソニー・リゾへの126球目は、ライト方向へのヒット性の当たりとなったが、二塁コルテン・ウォンがナイスキャッチ。大投手ウェインライトは少年のように喜んだ。7四球を与えるなど、苦しみながらの粘投。6回表一死までノーヒッターで、強力カブス打線に許したヒットは2本のみ。3つの併殺を完成させたことが大きかった。ウェインライトは今季5勝目(5敗)。

 

 

 ウェインライトの投球に呼応するかのような、カブス先発のコール・ハメルズの好投。7回を投げ切り、5回裏のウォンの犠牲フライによる1失点のみ。お互いが、お互いを引き上げた素晴らしき投手戦となった。

 

 

 

 

試合は8回裏、カブス2番手のブラッド・ブラックからウォンがヒットで出塁し、盗塁成功で2死二塁のチャンス。ウェインライトの代打で打席に立ったマット・カーペンターが3番手のマイク・モンゴメリーからタイムリーを放ち、これが決勝点。

カージナルスは宿敵カブスとの3連戦を見事にスイープ。地区2位のカブスとのゲーム差を1.5に縮めた。

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございます。