熱投ブッシュスタジアム
The only pitchers in @MLB history with more 15+ K games than Max Scherzer:
— Washington Nationals (@Nationals) June 2, 2019
Randy Johnson (HoF)
Nolan Ryan (HoF)
Pedro Martinez (HoF)
Roger Clemens
Sandy Koufax (HoF) pic.twitter.com/PRKeZLSKZG
ナショナルズのエース、マックス・シャーザーが8回120球の熱投で今季自己最多となる15奪三振で、3勝目(5敗)。2桁奪三振は今季4回目。キャリア通算では、なんと、86回目となった。
This is the 86th 10+ K game of Max Scherzer's career.
— Washington Nationals (@Nationals) June 2, 2019
That's the most among active @MLB pitchers.#Scherzday // #OnePursuit pic.twitter.com/aCL4tQFTQ0
34歳の鉄人。怪我も少ない。100超えの可能性大。
ナショナルズは勝って26勝33敗、ナ東部地区現在4位。エースのチームを鼓舞するかのような気迫は、伝染していくか。飛びぬけたチームがいない地区だけに、まだまだ分からない。
デーブ・マルティネス監督が交代を諦めるほどの強気。
もっと驚いたのは、カージナルスのアダム・ウェインライトだ。
2013年8月23日のブレーブス戦で128球を投げて以来となる126球の熱投。
ナショナルリーグ最多勝利2回(2009・2013)。オールスター3回選出。チームのエースだったが、加齢に加え、怪我に苦しみ、左アキレス腱断裂の2015年以降は、彼本来の姿は、あまり見られなかった。
8回裏2死一・二塁の場面で対するアンソニー・リゾへの126球目は、ライト方向へのヒット性の当たりとなったが、二塁コルテン・ウォンがナイスキャッチ。大投手ウェインライトは少年のように喜んだ。7四球を与えるなど、苦しみながらの粘投。6回表一死までノーヒッターで、強力カブス打線に許したヒットは2本のみ。3つの併殺を完成させたことが大きかった。ウェインライトは今季5勝目(5敗)。
Seven strong innings today from @ColeHamels. pic.twitter.com/XDTy6mJNg8
— Chicago Cubs (@Cubs) June 2, 2019
ウェインライトの投球に呼応するかのような、カブス先発のコール・ハメルズの好投。7回を投げ切り、5回裏のウォンの犠牲フライによる1失点のみ。お互いが、お互いを引き上げた素晴らしき投手戦となった。
Clutch Carpenter!#CarryTheFreight pic.twitter.com/LaJBoVvcnx
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) June 3, 2019
試合は8回裏、カブス2番手のブラッド・ブラックからウォンがヒットで出塁し、盗塁成功で2死二塁のチャンス。ウェインライトの代打で打席に立ったマット・カーペンターが3番手のマイク・モンゴメリーからタイムリーを放ち、これが決勝点。
カージナルスは宿敵カブスとの3連戦を見事にスイープ。地区2位のカブスとのゲーム差を1.5に縮めた。
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