花巻東対決
現地の8日、エンゼル・スタジアムでのシアトル・マリナーズ戦。
前回は大谷翔平が、スタメンから外れて期待されていた対決は実現ならず。しかし明日、高校先輩後輩のメジャー初対決のチャンスが!#試合予告#日本人選手情報 pic.twitter.com/9BQTEfwEN2
— MLB Japan (@MLBJapan) June 8, 2019
大谷翔平と菊池雄星。メジャーの舞台で、夢の花巻東対決が実現した。2017年3月31日のNPB開幕戦以来800日ぶりの対決だという。
「3番・DH」で出場の大谷は結果、5打数3安打2打点で今季2度目の猛打賞と大活躍。
#HaloRecap: Angels have big night at the plate, highlighted by back-to-back-to-back homers from La Stella, Trout and Ohtani.
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反対に菊池にとっては、苦しいマウンドになってしまった。
初回難なく2アウトを取るも、大谷とのメジャー初対決から試練が始まる。
完全に打ち取った当たりが大谷の俊足で内安打。続くプホルスに2塁打。ケバン・スミスも完全に詰まらせるが、2塁手の頭を越えてしまい2失点。更に、ムーアのエラーでピンチ拡大、シーザー・プエロのタイムリーで3失点。不運な立ち上がり。
2回、3回は、ピンチを招くも粘り、無失点。
3ー2で迎えた4回。この試合のハイライトとなった。
1番ラステラ14号ソロ、トラウト17号ソロ、 大谷6号ソロ。
大谷は、 初球121キロのカーブを見事にバットに乗せ、得意の方向へ放り込んだ。2打席目では打ち取られたカーブの軌道に巧く対応した。次の打席でホームランにしてしまう修正力とパワーは神業的。
憧れた3つ上の地元のスターから日米通じて初、今季左腕から打った初本塁打となった。
ちなみに、まさか3連発があるとは思わないラステラは、大谷の本塁打をトイレにいて見逃したらしい。クールな印象の彼が、大谷に笑顔でインタビューしていたのが好印象だった。
エンゼルスの3者連続本塁打は2016年9月3日のマリナーズ戦以来3年ぶり。カルフーン、トラウト、プホルスだった。
What time is it?
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It's #ShoTime 👏@Angels pic.twitter.com/fHtc8TAebj
5回裏には2塁打で2打点目。サイクル安打にリーチをかけ、ここでも盛り上げた。
boom boom boom, let me hear you say Puello pic.twitter.com/W7GCwtp6db
— Los Angeles Angels (@Angels) June 9, 2019
止めは、プエロ。
菊池雄星は、4回途中9安打7失点(自責点6)で、4敗目(3勝)。
言い訳出来ない菊池に代わって言いたい。
ついてなかった。打ち取った当たりがことごとくヒットになり、味方の守備に足を引っ張られ、オマー・ナルバエス のリードも一辺倒で良くなかった。スライダーがキレないなら、球威が戻ってきた速球を高めに使ってみても良かったし、勝った試合で効果的だった右打者へのバックドア、チェンジアップも実戦で投げていくべき。菊池はまだ少し遠慮しているように見える。
球威を見れば、二段モーションを止めて、フォームを変えたことは悪くなかったと思うが、コントロールは定まらなかった。迷走しているかもしれない。
自身初の3者連続被弾。菊池なら、この悔しい経験を力に変え、次はやり返せる。
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