マイク・トラウト
現地19日、カナダ。オンタリオ州トロントに位置するロジャース・センターでの一戦で、「2番・センター」で先発出場したマイク・トラウトがキャリアハイの1試合7打点の大活躍で、勝利に大きく貢献し、66日ぶりに貯金1とした。
.@MikeTrout somehow finds new ways to amaze us. pic.twitter.com/9ehgln5OiO
— MLB (@MLB) June 20, 2019
トラウトの全打点。
トラウトは21号2ラン、22号グランドスラムの2打席連発。9回表には満塁のチャンスでタイムリーを放ち、6打数3安打。
22本塁打は、エドウィン・エンカーナシオンと並んでア・リーグ本塁打ランキング1位タイに浮上。さらに、56打点と急上昇し、ア・リーグ最多。ア・リーグの暫定「二冠王」となった。
なお、エンゼルスの選手が7打点を記録したのは、2010年のトリー・ハンター以来のことだった。
トラウト一人に、7失点(自責6)と、3回2/3で降ろされた先発アーロン・サンチェスは、2016年のア・リーグ最優秀防御率(3.00)最高勝率(.882)に輝いた好投手。しかし、怪我が多く、好不調の波がある。まだ26歳、体調面を安定させれば、期待できる。
カーブが良い。打たせて取るのが上手い、長く活躍できるタイプに見える。
大谷翔平は、「3番・DH」で8戦連続でスタメン出場し、5打数2安打で今季14度目のマルチ安打。
今日の大谷翔平は元気にマルチ👏
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打率は.277に上昇しました✨#日本人選手情報#Shotime pic.twitter.com/giXlOb4Pmc
フォームが美しい。
#HaloRecap: Mike Trout does the most with a two-run homer, grand slam and 7 RBI in Angels series clinching win over the Blue Jays.
— Los Angeles Angels (@Angels) June 20, 2019
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好調のエンゼルス。
現地17日、第1打席の初球を本塁打で、ジャスティン・アップトンが自身の復帰を華々しく飾ると、主力の復帰で勢いに乗り、この試合から3連勝を飾り、ついに貯金1を掴み取った。
左足首の捻挫でIL入りアンドレルトン・シモンズの復帰が近いようで、すでにルーキーリーグでのリハビリ出場を開始。カージナルス戦にもメジャー復帰の可能性があると言われている。嬉しい反面、22歳プロスペクト(有望株)のルイス・レンギフォが、また降格になるかもしれない。
打線は充実も、投手陣、特に先発が心許ない。タイラー・スキャッグスが18日に7回1失点無四球で今季最高の投球を披露し、プロスペクトの23歳グリフィン・キャニングが健闘しているものの(50回1/3・先発最良防御率3.93)、エース候補のアンドリュー・ヒーニーが不調。トレバー・ケーヒルとマット・ハービーに至っては、防御率7点台でIL入りと目も当てられない。
オールスターまで、少しでも多くの貯金ができれば、大物投手の獲得に踏み切るかもしれない。ワイルドカードを掴み取るには、先発投手の補強は急務だ。
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