MLBの日記

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3日連続ルーキーサヨナラ本塁打

現地23日。本拠地ドジャー・スタジアムでのコロラド・ロッキーズ戦に前田健太が先発登板。

 

打率・打点で、ナ・リーグのトップ。強力打線であるが、 チャーリー・ブラックモン、ノーラン・アレナドが休養し、右親指のねんざにより、10日間の負傷者リスト(IL)入りしているトレバー・ストーリーもいない。ロッキーズNo.1、2、3がいない打線だった。前田の8勝目に期待が持てた。

 

 

初回2死からデビッド・ダールに8号ソロを浴びる立ち上がり。

3回にも2死一、二塁からライアン・マクマホンのレフト前タイムリーでリードを広げられたが、その後は失点を許さなかった。

 

前田は、7回をわずか8球で三者凡退に取り、攻撃へのリズムを作ると、マット・ビーティとエンリケ・ヘルナンデスのヒットで、こちらも好投していたアントニオ・センザテラ引きずり降ろし、2番手チャド・ベティスから、

停滞ムードを吹き飛ばす会心の一撃。クリス・テイラーの逆転8号3ラン。

 

勝ち投手の権利を得るも、後を受けた2番手ペドロ・バエスが8回二死から、ダニエル・マーフィーに二塁打を打たれ3-3と追いつかれ、消滅した。

 

前田にとっての災いが転じて、9回にとんでもないことが起きる。

ルーキーのウィル・スミスが劇的代打サヨナラ3ラン。
 
3日連続のサヨナラ本塁打が、すべてルーキーによるもので、長いメジャーリーグの歴史において、史上初の出来事だった。 
 

21日・マット・ビーティ2号2ラン、22日・アレックス・ベルドゥーゴ7号ソロ、23日・スミス代打3号3ラン。 

 

 

 

 

快挙に持っていかれた感のある前田だが、 

7回をわずか86球(62ストライク)で投げ切り、7安打2失点6奪三振2四球の好投。防御率3.76

打撃でも5回2死で今季8安打目。16年7安打を超えて早くもキャリアハイの最多安打を更新。

 

次回登板は入れ替わり、コロラドの難所クアーズフィールドで先発する予定。スイープされたロッキーズの鼻息は荒い。

 
 
キケベアハンド。かっこいい。

 

 

 

 

 

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