MLBの日記

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6月間アワード

ア・リーグ野手はヤンキースのDJ.ルメイヒューが打率.395、6本塁打、29打点、OPS1.092と1番打者で途轍もない数字。先日初受賞したばかりの週間最優秀選手に続いて月間最優秀選手も初受賞となり、ヤンキースでは昨年4月のディディ・グレゴリアス以来の受賞となった。

大谷翔平の打率.340、9本塁打、22打点も狙える数字だったが、ルメイヒューが凄すぎた。

野戦病院と化した打線を引っ張ってきた彼の尽力は絶大。昨年のキャリアハイ15本塁打の更新は間違いなし。2016以来の2度目の首位打者も見えてきた。

真面目な努力家、もっと笑えばいいのに。

 

 

チャーリー・ブラックモンは打率.412、10本塁打、25打点、OPS1.276の好成績をマークし、2017年5月に続いて自身2度目の受賞。6月13~16日には1カードで15安打、58年振りにMLB新記録を更新した。ロッキーズでは2017年7月のノーラン・アレナード以来の受賞者となった。

クアーズの申し子。アウェイで極端に下がる打率を改善出来れば良いのだが。

 

 

ゲリット・コールは6先発で38イニングを投げ、3勝0敗、防御率1.89、49奪三振の好成績で、パイレーツ時代の2015年4月に続いて自身2度目の受賞。今季161奪三振ア・リーグ最多。アストロズでは昨年5月のジャスティン・バーランダー以来の受賞者となった。

タイトルがないことが意外と思わせるほどの好投手。今季は、怪我さえしなければ、常連のクリス・セール、ジャスティン・バーランダーを抑えて奪三振王を獲得できるだろう。300奪三振にも期待だ。

 

 

マックス・シャーザーは6先発で45イニングを投げ、6勝0敗、防御率1.00、68奪三振という圧倒的な成績で、自身6度目の受賞。

今月35歳になるシャーザーと36歳バーランダーは、衰える気配なし。

 

 

 

 

 ヨルダン・アルバレスは6月9日にメジャーデビュー、史上4人目となる「デビューから5試合で4本塁打」を達成。16試合で打率.317、7本塁打、21打点、OPS1.139の好成績。アストロズでは2017年7月のユリ・グリエル以来の受賞者となった。

打力は非凡だが、22歳の若者がDHでは厳しい。守備練習は欠かせない。

 

 

ピート・アロンソは6月23日に放った27号本塁打でメッツの新人シーズン本塁打記録を更新。28試合に出場して打率.307、9本塁打、21打点、OPS1.089で、4月に続いて今季2度目の受賞となった。

愛称がホッキョクグマとは、言い得て妙。

 

 

リアム・ヘンドリックスはチームの28試合中14試合に登板し、15イニングを投げて防御率0.60、22奪三振という素晴らしい成績。故障離脱したブレイク・トライネンに代わってクローザーを務め、今季ここまで防御率1.35と自己最高のシーズンを過ごしている。

ジョシュ・ヘイダーは、9試合に登板して13回1/3を投げ、対戦した44人中25人を三振に仕留めるなど、わずか2安打、1失点のみ。5月に続いて2ヶ月連続の受賞。

 

 

 

後半は、タイトル争いも楽しい。

 

 

 

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