MLBの日記

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前田 健太

現地10日、本拠地ドジャー・スタジアムにダイヤモンドバックスを迎えた一戦に前田健太が先発登板。最後に勝ちがついた5月31日のフィリーズ戦以来、6連敗中。

6月24日のロッキーズ戦では、ハイクオリティスタート(7イニング 以上を投げて自責点2以下)を達成するなど好調を維持していたが、7月18日のフィリーズ戦が雨天中断となり(2回で降板)、7月20日のマーリンズ戦で中継ぎを挟んだことで、調整リズムを崩したように思う。

この日はコントロールが安定。効果的だったのは、左打者へのスライダー、右打者へのツーシーム、によるインコース攻め。打者を翻弄し、多少甘く入っても痛打されることはなかった。これまではほとんど見られなかった配球だった。

7回3安打無失点6奪三振無四球と素晴らしい内容で71日ぶりの白星、今季8勝目(8敗)を挙げた。防御率は4.12と良化。

 

攻撃は2回。 

マックス・マンシーの28号ソロで先制。

 

クリストファー・ネグロンのタイムリー。

 

マスクを被ったラッセル・マーティンの活躍が光った。好リード、二盗阻止、打っては3打数2安打1打点と、前田を強烈に援護した。

 

流石。これが出来るメジャー投手は少ない。打率.263・今季4打点目。

 

 

快投を披露した前田だが、ポストシーズンでの先発を勝ち取るためには、結果を出し続けなければならない。 

チーム防御率両リーグで1位の投手陣の中で、エースクレイトン・カーショウ(2.77)、今季無双の柳賢振(1.53)、チームの奪三振王ウォーカー・ビューラー(3.05)は当確。()=防御率

ローテ4番手は、ギリギリまで分からない。ベテランのリッチ・ヒル(2.55)は怪我がち、ロス・ストリップリング(3.64)も安定しているが、6回以上投げたのはシーズン序盤の2試合のみ。

ヒルが復帰し、好投すれば、昨季セットアッパーとして結果を出した前田は、ブルペンに回る可能性は高くなる。

 

 

マーティンは足が速かった。2007年キャリアハイの21盗塁は、捕手の盗塁数では、ドジャース歴代1位。通算100盗塁も達成。

 

 

ドジャースは今季78勝目。2位ダイヤモンドバックスを18ゲーム差と引き離し、ナ・リーグ西部地区をぶっちぎりで独走している。 





 

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