MLBの日記

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ジャスティン・バーランダー

現地1日。ヒューストン・アストロズのエース、ジャスティン・バーランダーが、ロジャースセンターでのトロント・ブルージェイズ戦に先発登板し、ノーヒットノーランを達成した。オークランドアスレチックスのマイク・ファイアーズに続いて今季2人目。

バーランダーは、デトロイト・タイガース時代の2007年(VSブルワーズ)と2011年(VSブルージェイズ)にノーヒットノーランを達成しており、自身3度目。 

3度の達成は史上6人だけ、ノーラン・ライアン(7度)、サンディー・コーファックス(4度)に次ぐ歴代3位タイで、サイ・ヤング(3度)、ボブ・フェラー(3度)、ラリー・コーコラン(3度)コーコラン以外は殿堂入りしている。

 

なお、同一球団に対し、敵地で2度の達成はメジャー史上初の偉業となった。

9回120球(ストライク79球)を投げ、出塁を許したのは、1回のキャバン・ビジオに与えた四球のみ、毎回の14奪三振ブルージェイズ打線を圧倒した。 自身今季17勝目を挙げた。

 

力投のバーランダーを援護できずにいた打線は、9回に伏兵が快音を響かせた。

今季デビューした22歳エイブラハム・トロの2号2ランで先制。これが決勝点となり、2-0でアストロズが勝利した。

 

重そうな直球とカットボールに、スローカーブを織り交ぜ、翻弄した。

最後の球も97マイルと、そのタフネスも健在だった。

 

 

この試合で今季250奪三振も記録し、MLBトップとなる257まで伸ばした。 

2位のゲリット・コールは、奪三振数252。

チームに2人の250奪三振達成は、ランディ・ジョンソンカート・シリング以来となる。

ジョンソンは、2001年(372K)・2002年(334K)。

シリングは、2001年(293K)・2002(316K)と圧倒的だった。

2001には、当時球団創設4年目のアリゾナダイヤモンドバックスをワ-ルドチャンピオンに導いた。

 

キャリア5度目のシーズン250奪三振ランディ・ジョンソン(9度)、ノーラン・ライアン(8度)、ロジャー・クレメンス(5度)、マックス・シャーザー(5度)に次ぐ史上5人目。

 

勝利数(17)、防御率(2.56)、投球回(193)、と暫定4冠。

自身2度目のサイ・ヤング賞も固い。 

 

 

 

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