MLBの日記

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マイク・マイナー

今季4連敗と相性が悪かったアスレチックスから、劇的な連勝で勢いに乗るヤンキースは、現地2日、本拠地ヤンキー・スタジアムにテキサス・レンジャーズを迎えた。 

雨により、約3時間遅れた試合。

先発は、田中将大。マスクを被ったのは、ゲイリー・サンチェス。 

レンジャースの先発は、自身初のオールスター・ゲーム選出を果たすなど、キャリア最高のシーズンを過ごしているエース・マイク・マイナー。

この日は、コントロールに苦しんだ。 生命線のスライダーが抜け、絶対の自信を持つバックドア(左打者のボールゾーンからアウトコースに入れるスライダー)でカウントが取れず、球数が嵩んだ。そんな中、レンジャーズ打線で1番の難敵エルビスアンドラスから空振り三振を取るなど、スプリットが良かった。

初回1死から連打で一・三塁のピンチを背負い、ノマー・マザーラの犠牲フライで1失点。

5回、先頭のホゼ・トレビーノに2号ソロ。初球の失投、もったいなかった。

 

不調でも試合を作る流石の粘投で、6回を102球。7安打、2四球、2失点と好投したが、8敗目(10勝)を喫した。防御率は4.42と良化。

田中は、今季14度目のクオリティースタート(6回以上を投げ、自責点3以下)を達成。

これは、ゲリット・コール(18)、ジャスティン・バーランダー(17)、シェーン・ビーバー(15)に次ぐ、4位タイ。

投球回が163イニングとなり、2年ぶり3度目となる年間162の規定投球回に到達した。 

テキサス・レンジャーズに完封負けを喫し、前回完封された2018年6月30日のボストン・レッドソックス戦を最後に続いていた連続得点試合が“”220“”で途絶えた。

ヤンキースは、1931年8月から1933年8月にかけてMLB史上最長の308試合連続得点を記録、220試合はそれに次ぐ歴代2位の記録となった。 

 

 

 

勝利の立役者。 

マイナーは直近3試合で結果が出せず苦しんでいたが、抜群の制球力で強打のヤンキース打線を翻弄。ピンチを迎えても決して乱れなかった。

7回1/3・111球を投げ、被安打5、奪三振5、与四球1、無失点の好投で今季12勝目(8敗)を挙げた。

2番手のショーン・ケリーが2/3回、3番手のエマニュエル・クラーセが1回を無失点に抑え、3投手による完封リレーが完成。

 

 

8回にロナルド・グスマンのタイムリー、デライノ・デシールズの4号3ラン。

 

9回にもチュ・シンスの21号ソロ。 

 

 

 

 

 

レッズの新人アリスティデス・アキーノが止まらない。

メジャー史上最速で15本塁打に到達した。

アキーノは2回、フィリーズの先発ドリュー・スマイリーから1発を放ち、アキーノは今季122打席で15本塁打

打ちたがり、力みが出ないことを願う。今後も目が離せない、楽しみなスラッガーだ。

 

 

 

 

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