MLBの日記

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キャバン・ビジオ

現地17日。オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズで行われたオリオールズ戦で、キャバン・ビジオがサイクルヒットを達成した。

 「2番・二塁」で先発出場したビジオは、

3回の第2打席で14号2ラン。

6回の第3打席でライト前ヒット。

8回の第4打席で二塁打

9回の第5打席で最後の残すと達成確率はグンと下がる最難関の三塁打を放ち、サイクルヒットを達成。

親子での達成は史上2人目の快挙。キャバンの父、現役生活をアストロズ一筋で終え、殿堂入りした名選手クレイグ・ビジオは2002年にサイクルヒットを達成している。

親子での達成1組目は、ゲイリー・ウォード(1980年・ツインズ)とダリル・ウォード(2004年・パイレーツ)。 

更なる期待。チームメイトのブラディミール・ゲレーロJr.とボー・ビシェットもまた、今季デビューした大物スター二世選手で、ブラディミール・ゲレーロ(2003年)、ダンテ・ビシェット(1998年)がサイクルヒットを達成しており、好打者の二人ならチャンスはある。

 

ブルージェイズの選手によるサイクルヒット達成は、1989年のケリー・グルーバー、2001年のジェフ・フライに続いて3人目だった。

5打数4安打4打点3得点で、勝利の立役者となったビジオだが、サイクルヒットだけではなかった。

6回に二盗、二塁打を放った8回には三盗(今季13盗塁)に成功。

1試合でサイクルヒットと複数の盗塁を記録した選手は、1980年のチャーリー・ムーア(ブルワーズ)とビジオのみ、メジャー史上たった2人だけの快挙でもあった。

 

5月にメジャーデビューを果たしたばかりのビジオは、今季ここまで89試合に出場し、打率.230、出塁率.361、14本塁打、42打点、OPS出塁率長打率).786を記録。新人としてはまずまずだが、9月に入ってからの11試合では打率.333、OPS1.136と上り調子。

今後の成長が楽しみなブルージェイズの若手から、目が離せない。

 

 

 

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