豪腕ゲリット・コール
現地18日。ヒューストン・アストロズのホームであるミニッツ・メイドパークで行われたレンジャーズ戦。
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今季両リーグ一番乗りで100勝目に到達し、3年連続のポストシーズン進出を確定させた。
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5回.。ユリ・グリエルの30号2ランで先制。
衰え知らずの35歳はメジャー4年目で、キャリアハイシーズンを過ごしている。
今季、本塁打30・打率.304・打点102・OPS(出塁率+長打率).902という素晴らしさ。
去る現地8月7日には、球団タイ記録も達成。
1試合8打点の大暴れだった。
1点差に迫られた直後の7回、決勝点となるホセ・アルトゥーベの29号ソロで突き放した。
アルトゥーベにあと1本が出れば、球団初の「30本塁打以上4人」となる。
勝利の立役者は、先発ゲリット・コール。
8回2失点10奪三振とレンジャーズ打線をねじ伏せ、今季18勝目(5敗)。
198回1/3での300奪三振到達は、2001年のランディー・ジョンソン(ダイヤモンドバックス時代)の197回2/3に次ぐ、史上2番目のスピード達成となった。
.@astros ace @GerritCole45 is the 1st AL RHP with 300 strikeouts in a season since @45PedroMartinez in 1999. pic.twitter.com/4NeJfH8ioj
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DH制採用のア・リーグではなんと、殿堂入りの大投手ペドロ・マルチネス以来だという。いかに偉大な記録かが、良く分かる。
加えて、球団史上3人目(4度目)となるシーズン300奪三振で、
現役投手では、
2015年のクレイトン・カーショウ(ドジャース)
2017年のクリス・セール(レッドソックス)
2018年のマックス・シャーザー(ナショナルズ)に続いて4人目の快挙となった。
異次元な記録として、シーズン最多奪三振は1973年にノーラン・ライアンがマークした383。この年、41登板し、326イニングも投げており、現代野球においては、ほぼ塗り替え不可能な記録となっている。
ライアンとジョンソンは300奪三振を6回も達成している。
失点は7回、連打を許し、1死一・三塁のピンチで、この日マスクを被ったマーティン・マルドナードの2塁への送球が逸れ、1失点。
8回、7番ロナルド・グーズマンの10号ソロのみ。
1回無失点のロベルト・オスーナが今季35セーブ目をマーク。
24歳222日で通算150セーブ到達のオスーナは、クレイグ・キンブレル(アトランタ・ブレーブス時代)が2014年に25歳355日での史上最年少記録を更新。
どこまで、伸ばせるか楽しみだ。
3年連続100勝以上は史上6チーム目の快挙達成だった。
1929ー31年のアスレチックス。
1942ー44年のカージナルス。
1969ー71年のオリオールズ。
1997ー99年のブレーブス。
2002ー04年のヤンキース。
優勝候補筆頭のアストロズは、99勝53敗で並んでいたヤンキースがエンゼルスに敗れたことにより、両リーグ勝率単独トップに浮上。
このままホームフィールド・アドバンテージを手に入れるようなことがあれば、ワールドチャンピオンへの道は、ますます盤石となる。
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