月間最優秀賞
MLB機構は9月の月間最優秀賞を発表した。
月間最優秀選手はオースティン・メドウズ(レイズ)とエウヘニオ・スアレス(レッズ)。
These guys raked all September long.
— MLB (@MLB) September 30, 2019
Eugenio Suárez and @austin_meadows are your Players of the Month. pic.twitter.com/q6Teqmg7fZ
メドウズは、24試合に出場し、打率.378、9本塁打、20打点、出塁率.472、長打率.744と大活躍し、ワイルドカード獲得に貢献。レイズの選手が、月間最優秀賞を受賞したのは、2009年6月のB.J.アップトン以来10年ぶりとなった。
スアレスは、25試合に出場し、打率.337、10本塁打、18打点、出塁率.455、長打率.747をマーク。今季49本塁打とし、ナ・リーグの三塁手によるシーズン本塁打記録を更新を達成している。
月間最優秀投手はゲリット・コール(アストロズ)とジャック・フラハティ(カージナルス)。
.@GerritCole45 and @Jack9Flaherty are on 🔥 heading into the postseason. pic.twitter.com/s3z6K9hpsD
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コールは、6先発した全ての試合で、2桁奪三振を記録し、防御率は1.07。9試合連続2桁奪三振のメジャー新記録を樹立し、月間最優秀投手に選出されるのは6月、7月に続いて今季3度目。キャリア最高のレギュラーシーズンを送った。
最多21勝を挙げ、ノーヒッターをも達成したジャスティン・バーランダーと一騎打ちのサイ・ヤング賞争いは、記者の選考基準次第で全く分からない。奪三振326・防御率2.50がトップのコールにも初受賞の可能性は十分ある。
フラハティは、先発した6試合を、44イニングで防御率0.82という抜群の内容。4年ぶりの地区優勝に大きく貢献。8月に続いて連続の受賞となった。
月間最優秀新人はイロイ・ヒメネス(ホワイトソックス)とピート・アロンゾ(メッツ)。
.@Pete_Alonso20 and @Lamantha21 put an exclamation point on their rookie campaigns. pic.twitter.com/qBxJwRxXIB
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ヒメネスは、24試合で、打率.340、9本塁打、25打点、出塁率.383、長打率.710で、月間最優秀新人に初選出。まだ22歳のメジャーデビューイヤーで31本塁打。1位ブラディミール・ゲレーロJr.、2位フェルナンド・タティスJr.に続く2018トッププロスペクト3位で期待のドミニカンは、デビュー前に特例の6年4300万ドル(約48億円)の契約を結んだ。5年後どんな選手になっているだろう。プレーしているとは限らない。ホワイトソックスの複数年契約が成功なるかは、まだまだ分からない。
アロンソは、27試合に出場して打率.245、11本塁打、19打点、出塁率.322、長打率.585。自己最高の月間11本塁打で、シーズン53本塁打のメジャー新人新記録を樹立し、4月、6月に続いて今季3度目の受賞となった。
月間最優秀救援投手はブランドン・ワークマン(レッドソックス)とブレント・スーター(ブルワーズ)。
Lights out to end the season.
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(MLB x @TheHartford) pic.twitter.com/LYTYXPn6tX
ワークマンは、12試合で、11回1/3を、防御率0.00、18奪三振というパーフェクトの内容。7セーブ、キャリアハイのシーズンとした。
スーターは、トミー・ジョン手術のリハビリで、9月に入って始動、9試合で、18回1/3を、防御率0.49、15奪三振。9度の登板のうち7度は複数イニング、先発の駒不足を補い、4勝し、2ホールドでチームのポストシーズン進出に大きく貢献した。
今季から始まった各週最高の守備を表彰する「Play of the Week」に今季最後に選出されたのは、スティービー・ウィルカーソンのホームランキャッチ。
こちらも外野の名手ジャッキー・ブラッドリーJr.からもぎ取った。捕球後、フェンスに身体をぶつけたあとの身のこなしもお見事、レッドソックスの勝ち越しを阻止した。
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