フアン・ソト
現地10月1日、2019年のポストシーズンが開幕。
ナ・リーグのワイルドカード・ゲームは、第1カードを獲得したワシントン・ナショナルズ(東地区2位)の本拠地ナショナルズ・パークで、ミルウォーキー・ブルワーズ(中地区2位)との対戦。
Very few pitchers in the NL combined racking up strikeouts while limiting walks like tomorrow’s #WildCard starters. pic.twitter.com/bOP5OS9iQX
— MLB Stats (@MLBStats) October 1, 2019
100マイル近い速球を連発するマックス・シャーザーとブレンダン・ウッドラフ。豪腕対決。
ブルワーズが本塁打リーグ3位の実力を発揮し、一発攻勢で主導権を握る。
初回先頭のトレント・グリシャムに四球、続くヤスマニ・グランダルの先制2ランで先制。
2回にも先頭のエリック・テイムズにソロ本塁打で、リードを3点に広げた。
ナショナルズは、
シャーザーが5回3失点で降りた後は、サイ・ヤング候補のスティーブン・ストラスバーグが3回無失点と完璧に繋ぎ、豪華なリレーで流れを引き寄せた。
Stephen Strasburg, Curveball and Changeup, stop gif pic.twitter.com/agLLyUCH6f
— Rob Friedman (@PitchingNinja) October 2, 2019
チェンジアップが抜群。
8回裏にはジョシュ・ヘイダーから2死満塁のチャンスを作り、フアン・ソトが起死回生ライト前ヒットを放つと、ライトを守るグリシャムが痛恨のエラー、すべての走者が生還した。
今季34本塁打110打点とキャリアハイの活躍だったソトはまだ20歳。
1点リードした最終回をクローザーのダニエル・ハドソンが無失点に抑えて劇的な逆転勝利を収めた。
In 2019, @B_Woody24 averaged 96.2 mph on his fastball.
— MLB Stats (@MLBStats) October 2, 2019
Tonight, all 38 of his fastballs were 96.9 mph or faster. 😱 pic.twitter.com/zEOYHNL5ih
100マイルを計測するなど、実力を遺憾なく発揮した先発のウッドラフは4回1失点の好投、2番手のブレント・スーターが1イニング、3番手のドリュー・ポメランツが2イニングを三者凡退の完璧リリーフで、目論見通りの試合運びだったブルワーズだったが、8回から登板した守護神ヘイダーが3失点。勝ちパターンが崩れた。
ラッキーボーイの予感漂うソト、勢いのつく勝ち方で駒を進めたナショナルズ。待ち構えるナ・リーグ最強ドジャース相手にどこまでやれるか楽しみだ。
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