MLBの日記

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ヤンディ・ディアス

現地10日2日、アメリカン・リーグワイルドカード・ゲームがアスレチックスの本拠地オークランドで行われた。

先発左腕ショーン・マネイア対策で1番に起用したヤンディ・ディアスが、ケビンキャッシュ監督の期待に応えた。

チームに勢いをつける先頭打者本塁打を放つ。

2回には、スタットキャスト導入2015以来レイズの打者として最速本塁打となるアビサイル・ガルシアの2ランで2点を追加。

3回にもディアスが、一瞬リプレイと見紛う2打席連続ソロ本塁打で、復帰後5戦4勝0敗、防御率1.21のエース・マネイアを引きずり降ろした。

 

5回にもトミー・ファムがソロ本塁打が飛び出し、4本塁打の一発攻勢で5得点。

 

守っては、ア・リーグNO.1の防御率を誇る投手陣が、本領発揮。

レイズ先発のチャーリー・モートンがピンチを招きながら、素晴らしい粘りで5回を犠牲フライによる1失点のみで役目を果たすと、ディエゴ・カスティーヨ、ニック・アンダーソン、エミリオ・パガンと見事に繋いだ。

 

MLB公式サイトによれば、1番打者がポストシーズン最初の2打席で連続本塁打を放ったのは、メジャー史上初。8月以降のレギュラーシーズンで無安打だった野手がポストシーズン本塁打を放ったのも、史上初。そして、ポストシーズン先頭打者本塁打はレイズ史上初となった。

 

 

レイズの良いとこばかりが目立った試合だったが、アスレチックスNO.1プロスペクトのヘスス・ルザードがポストシーズン初登板で輝きを見せた。

現地9月11日にメジャーデビューしたばかりで唯一のペルー出身22歳が、100mph(約160.9km)を記録するなど快投で3回無失点の完璧リリーフ。

投げる球は一級品だが、すでにトミージョン手術済み、怪我が恐い。

 

 

 

 

アストロズとの地区シリーズへ駒を進めたレイズ。レギュラーシーズンでは、4勝3敗で勝ち越している。最強の盾で守り抜き、大本命を打ち破るなんてことがあれば、最高に気持ちいい。

 

 

 

 

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