ダンズビー・スワンソン
アトランタでの2試合を1勝1敗とし、セントルイスのブッシュ・スタジアムに移して行われたブレーブスVSカージナルスの地区シリーズ第3戦。
カージナルスの38歳アダム・ウェインライトとブレーブスの22歳マイク・ソロカによる素晴らしい投げ合い。
子供の頃からファンだったブレーブス相手に気迫の投球、7回 2/3を120球、8奪三振、無失点。
Made for October 👊 pic.twitter.com/fssgHislGU
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) October 6, 2019
幾多の苦難を乗り越えた名バッテリーは、これからセントルイスの名門を担う後輩たちに、カージナルス魂を注入した。
.@UncleCharlie50 joins Roger Clemens (2x), Randy Johnson (2x), Steve Carlton, and Kenny Rogers (2x) as the only pitchers age-38 or older to go 7.2+ scoreless innings in a #postseason game. pic.twitter.com/QPgCIPasza
— MLB Stats (@MLBStats) October 6, 2019
加えて、ポストシーズンにおいて、38歳以上で8奪三振以上は10人目、120球以上を投げたのは4人目。ナ・リーグポストシーズン史上5人目の通算100奪三振にも到達した。
大先輩の好投に呼応するようにソロカも負けじと付いていく。ポストシーズン初登板とは思えないほど落ち着き、コントロールが素晴らしかった。
2018ブレーブスのNo.1トッププロスペクト(超有望株)は、今季174回 2/3を投げ13勝4敗、防御率2.68と大ブレイク。ピート・アロンソがいることで、恵まれそうにないが、新人王級の活躍で、地区優勝に大きく貢献した。
At 22 years, 63 days, @Mike_Soroka28 is the 2nd youngest pitcher to go 7+ IP in a #postseason game with 2 or fewer hits allowed (Waite Hoyt, 1921 World Series Game 2). pic.twitter.com/5LlPOom9J4
— MLB Stats (@MLBStats) October 6, 2019
ポストシーズンで、7回を被安打2以下で投げたメジャー史上2番目に若い投手。
強心臓。
2回裏。マーセル・オズナの二塁打から1死三塁のチャンスで、マット・カーペンターの犠牲フライで先制。両先発の好投で、しばらく試合は動かなかった。
8回裏。無死一・二塁のチャンスを生かせなかったカージナルスにピンチがやって来る。
1点リードの9回表。第1戦で3失点と不安定なカルロス・マルティネスに託したが、誤算。ジョシュ・ドナルドソンの二塁打から、2死三塁で、対戦成績からブライアン・マッキャンを敬遠で歩かせ、5打数0安打と相性の良いダンズビー・スワンソンとの勝負を選択。しかし、中に入った初球を振りぬかれ、タイムリー二塁打で同点に追いつかれると、2ナッシングと追い込んだアダム・デュバルにも2点タイムリーで、土壇場で逆転に成功された。
The rookie. The comeback. The series lead. #NLDS pic.twitter.com/pRBIeMdDIA
— MLB (@MLB) October 6, 2019
伏線があった。
😱 @LieutenantDans7 😱#RELENTLESS pic.twitter.com/zwEYLyYTlP
— Atlanta Braves (@Braves) October 6, 2019
やはり、好守は“好”撃に繋がるものなのだ。
2勝1敗で、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけたブレーブスは、ダラス・カイケル。もう後がないカージナルスは、今季16勝、防御率3.35と大ブレイクのダコタ・ハドソン。
#DontBlink 😂 pic.twitter.com/RnBxpNUaON
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) October 4, 2019
お読みいただきありがとうございます。