MLBの日記

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コール・トレイン

 Game 5. Winner take all. https://t.co/IEW2qMPPNr #StayHungry pic.twitter.com/OdAQ18ptuH

ア・リーグ地区シリーズは、2勝2敗で、舞台をヒューストンのミニッツメイド・パークに戻した第5戦。

ザック・グレインキーとジャスティン・バーランダーを見事打ち崩し、ホームで連勝、勢いに乗るレイズの前に立ちはだかったのは、奪三振王ゲリット・コール。

8回107球、被安打2、奪三振10、与四球2、失点1と圧巻の投球で、3年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出に導いた。

コールは、先発したレギュラーシーズン8月7日の試合からから11先発連続の2桁奪三振となり、今ポストシリーズ2勝目を挙げた。

この試合での8つ目の三振は、今回の地区シリーズでの23個目の三振となり、地区シリーズでの最多奪三振記録となった。これまでの最多は、2017年のスティーブン・ストラスバーグと、2012年のジャスティン・バーランダーが持っていた22個。コールは最終的に25奪三振まで伸ばした。

 

 

打線は初回から、レイズ先発のタイラー・グラスノーに襲い掛かった。

1番ジョージ・スプリンガー、2番マイケル・ブラントリーの連打で無死一・三塁のチャンスを作ると、3番ホゼ・アルトゥーベのタイムリーであっという間に先制。4番アレックス・ブレグマンの2点タイムリ二塁打、6番ユリ・グリエルにもタイムリーが出て、電光石火の4得点。

構えたグラブの高さで球種を見抜いていたというから、流石、研究熱心なアストロズの解析チーム。フライボール革命を率先して取り入れるなど、データ分析に力を入れている。

 

 

序盤こそ、球数を投げさせたレイズ打線は、コール対策で起用されたエリック・ソガードがソロ本塁打による1点を返したのみで、尻上がりに加速するコールトレインを止めることは出来なかった。初回の4失点が戦局を左右した。

得意な小刻み継投で、逆転の可能性を繋いだが、8回裏にブラントリーとアルトゥーベの二者連続アーチで、試合を決めた。

 

 

チェ・ジマンの開脚が素晴らしい。

ジャイアントキリングを期待させてくれたレイズに感謝。

強者の前に、こらされた創意工夫がベースボールの面白さを倍増させてくれた。 

若いチームだ。来季も激戦の東部地区を盛り上げてくれるだろう。 

 

 

アストロズは2年ぶりのワールドシリーズ進出をかけて、2017年と同様、リーグ優勝決定シリーズ進出でヤンキースと激突する。

 

 

 

 

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