MLBの日記

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ジョー・マスグローブ

現地9日。テキサス州アーリントンは、グローブライフフィールド。

ウイルスに強気のレンジャーズは、制限なく観客を動員。

2万7575人を超えるファンが集まった。

前回、有原航平のメジャーデビュー戦。

緊張の中、5回を73球、3失点と及第点の内容。

多彩な変化球は、低めに制球され、巧く打ち取っていた。

メジャー初勝利の気配があった中で、誰にも予想出来なかったまさかの事態が待っていた。

 

サンディエゴ・パドレスの右腕ジョー・マスグローブが、球団史上初のノーヒットノーランを達成。

サンディエゴ近郊で育ち、少年時代からパドレスファンである28歳は、今シーズン、ダルビッシュ有、ブレイク・スネル、2人のビッグネーム共に、3番手として念願の新加入。

前回、6回無失点で初勝利を飾った勢いそのままに、今季2回目の先発となった試合で、112球を投げ、10奪三振をマーク。

1969年のリーグ拡張時に創設されてから53年目のシーズンを迎えるパドレスは、これまでノーヒットノーランを達成していない唯一のチームだった。8205試合にわたって快挙と無縁だった。 

4回2死からジョーイ・ギャロへの死球を与えていなければ、完全試合もあった。

 

マスグローブは試合後、女房役をたたえている。

ビクター・カラティーニである。

ダルビッシュと共にカブスから新加入した。

際どいボールをストライクに見せるフレーミングの技術に優れ、共有力が高く、リードが上手い。

ダルビッシュ復活の大きな要因。事実、カラティーニと組み出し投球は安定した。

10以上にも及ぶ変化球を操る投手から信頼を勝ち取り、一躍名を挙げた印象だ。

 

アレク・ミルズのノーヒッター達成試合でマスクを被っていたのも、カラティーニである。

majorleaguebaseballfun.hatenablog.com

 

 

 

 

試合は3-0でパドレスが勝利した。

 

 

 

 

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