MLBの日記

MLBの楽しさを伝えるブログです。

イチロー

 

 

とうとうこの日がやってきてしまった。

 

イチローが引退した。

 

全ての動作を見ていて飽きない、常に体を緩めている姿は美しく、ポーカーフェイスの中に思慮深さを感じさせる、目が離せなくなる選手。火や水の流れを見るように、気がつくと、時間が経ってしまう。試合なんか見なくても、イチローを見ていれば楽しかった。

 

 

ここまで現役を続けてきたこと自体が奇跡だ。

それでもやはり、無性に寂しい。

多くのイチローファンには、年号以上に、一つの時代の終わりを感じさせる幕引きになるに違いない。

 

  

 

重く、深い。イチローにしか言えない、飾らない言葉。素晴らしい会見です。

嫁おにぎりと一弓の件は泣けてくる。

 

日米通算4000安打を達成した時の記者会見での話が大好きだ。

「こういうときに思うのは、別にいい結果を生んできたことを誇れる自分ではない。誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね。」

これには痺れた、これもイチローにしか言えない。彼の言葉には学びが多い。

 

 

 

見よ。このバットコントロール

 

※ベルトレの頁にも同じようなのがあります。

 

 

 

 

 

 

じっとしていられないイチローは、今日もトレーニングを続けている。

草野球にも多くの人が駆けつけるだろう。現役の厳しさとは違う、楽しそうにプレーする姿を想像するだけで、嬉しくなる。

これからもイチローを見たい。

勉強させていただいて、本当にありがとうございます。