MLBの日記

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クアーズ・フィールド

ヒッターズパークと言えば、多くの人が想像するのは、コロラド州デンバーに位置するロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドだろう。

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標高約1600メートル(1マイル)地点にある「マイルハイ・シティ」では、打球がよく伸びる。 

レーザー弾。知る限りでは、最も低い14度。もちろん打球速度も速いのだが。

 

スタットキャスト導入後(2015)、トレバー・ストーリーの最長飛距離記録も載せておきます。

クアーズでのプレー機会があればジャッジ、スタントンが更新しそうだが、ロッキーズか対戦の多い同地区チームから出る確率が高い。 

 

 

現地13日から行われたサンディエゴ・パドレスを迎えた4連戦は、クアーズフィールドならではの球史に残る乱打戦となった。

4戦合計92得点(9-6、12-16、14-8、13-14)は、同一カード4連戦としてはメジャー史上最多記録を更新。

4試合連続で両軍ともに二桁安打を記録し、合計131安打は、97年前のメジャー記録に2本足りなかった。本塁打は17本。

ファンも声を嗄らした激闘は、2勝2敗で幕を閉じた。

 

 

伝説となった4連戦の主役。

ロッキーズ一筋のチャーリー・ブラックモン。2017年の首位打者

 

13日の初戦で5打数4安打、14日の第2戦で7打数4安打、第3戦で6打数4安打。第4戦で6打数3安打。打ちも打ったり15安打。

1カードで15安打は、58年振りに更新したMLB新記録だという。

4戦合計24打数15安打、4本塁打、10打点、打率6割2分5厘。 

 

 

 

 

クアーズフィールドでの打ち合いが、いつも想起させる試合がある。

雨で開始が2時間遅れ、冷え込みに加え、ぬかるむマウンド。最悪のコンディションだった。寒いからブルペンで多く投げ、滑るからセットポジションに変えたという。

誰しもが想像しなかったクアーズでのノーヒットノーラン達成。MLB史上、野茂英雄しか成しえていない偉業だった。

 

 

 

 

 

 

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