ドジャース最速地区優勝
NL WEST CHAMPS? YOU ALREADY KNOW.
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) September 11, 2019
The Dodgers are the NL West Champs for the seventh consecutive year! #LABleedsBlue pic.twitter.com/WjT4EKoBYQ
現地10日。ナ・リーグ西地区首位を独走し、マジック“1”としたロサンゼルス・ドジャースは、敵地オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズで行われたオリオールズ戦を制し、7年連続で18度目の地区優勝、両リーグ一番乗りでポストシーズン進出を決めた。
初回から、ドジャースは力の差を見せつけた。オリオールズ先発のタイ・ブラックの立ち上がりを攻め、1死からヒットと四球で一・二塁のチャンスを作ると、主砲コディ・ベリンジャーのタイムリーで先制。2死となり、一・二塁の場面で、コーリー・シーガーの15号3ランで、一挙4得点。
3回にも、シーガーが2打席連発の16号2ラン。
5回には、2016年のドラ1で、プロスペクト(有望株)の21歳ギャビン・ラックスに、記念すべきメジャー初本塁打が飛び出し、7点リード。
昨季トミー・ジョン手術、股関節手術と怪我に苦しんだシーガーは、背番号と同じ“5”打点の大活躍だった。本来の打力を取り戻しつつあり、ポストシーズンでのキーマンになるかもしれない。
5打点は、今季2度目。
1度目は、母の日に、ピンクバットで感謝のグランドスラム。犠牲フライによって成されていた。
オリオールズ打線は、8回にようやく反撃。
2番手のケイシー・サドラーから、D.J.スチュワート の今季1号ソロ。レナート・ヌニェスのタイムリーなどで3点を返すも、4点差で迎えた最終回を3番手のケイレブ・ファーガソンに抑えられた。
RECAP: The #Dodgers win their seventh consecutive NL West Division title in 7-3 victory over Orioles.
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) September 11, 2019
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先発のウォーカー・ビューラーは、自慢の剛速球とカーブで緩急をつけ、つけ入るスキを与えず、7回を91球、被安打4、奪三振11、無四球、無失点の快投で、今季13勝目(3敗)。
ドジャースの最速地区優勝記録は、1977年の151試合目、日付では2013年の9月18日だったが、今季は146試合目、9月10日で決め、チームの最速記録を更新。
4月15日から地区首位を明け渡すことはなかった、今季ここまで94勝52敗(勝率.644)、ホームでは56勝20敗と圧倒的だった。
落ち着いているように見えた。今や黄金期を迎え、地区優勝は通過点。2年連続でアストロズとレッドソックスに敗れ、悔しい思いをしたドジャースが、見据えるのは、1988年以来、31年ぶりのワールドシリーズ制覇のみだ。
That feeling when you clinch and get your first career homer on the same night. pic.twitter.com/SGW11E36Ka
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) September 11, 2019
メジャーキャリア初HRの試合で地区優勝が決まる。最高の気分だろう。
楽しみな若手がまた現れた。
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