MLBの日記

MLBの楽しさを伝えるブログです。

ホセ・アルトゥーベ

 Keep on fighting. #NextManUp pic.twitter.com/dCmnhe7bbR

ア・リーグ優勝決定シリーズ第6戦は、3勝のアストロズが王手をかけ、2勝のヤンキースは最終戦に望みを繫ぐ。舞台は、再びアストロズの本拠地ミニッツメイド・パークに移した。

両チームともブルペンデーを採用した試合は、ヤンキース1番手のチャド・グリーンから、ユリ・グリエルがレフトスタンドへ3ラン本塁打を放ち、初回からアストロズが主導権を握る。

 

ヤンキースの反撃は、

2回表にゲイリー・サンチェスのタイムリー、

4回表にジオバニー・ウルシェラのソロ本塁打で1点差に詰め寄った。

しかし、6回裏。無死一・三塁のチャンスを作り、アレックス・ブレグマンのショートゴロの間に1点を追加した。 

4ー2で迎えた9回表に波乱が起こる。

アストロズの守護神ロベルト・オスーナが、一死一塁の場面、DJ・ルメイヒューが起死回生の同点2ラン本塁打を放ち、希望を繋いだ。

しかし、その裏。ヤンキースの守護神アロルディス・チャップマンが登場し、誰もが延長戦を覚悟した2死後、ジョージ・スプリンガーが四球を選び、続くホセ・アルトゥーベがレフトの看板直撃の劇的サヨナラ2ランを放ち、2年ぶりのワールドシリーズ進出を決めた。

2ー1からの4球目、カウントを取るため置きに行った83.6マイル(約135キロ)のスライダーを完璧に捉えた。

チャップマンは、ミニッツメイドパークの圧に、アルトゥーベに呑まれ、腕を振れなかった。悔やまれる一球になってしまった。 

 

 

シリーズMVPにはアルトゥーベが選出された。

6試合で打率.348、1二塁打、2本塁打、3打点、6得点、OPS1.097と大活躍だった。

 

 

強すぎる。穴がない。順当では、つまらない。

ワシントン・ナショナルズが、初のワールドチャンピオンになることを期待するとしよう。

 

 

 

お読みいただきありがとうございます。