MLBの日記

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アーロン・ブーン

 
 
 
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I want to wake up in a city that doesn’t sleep. And find I’m king of the hill. Top of the East. #NextManUp

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地区優勝へのマジック“1”としているヤンキースは、現地19日。本拠地にロサンゼルス・エンゼルスを迎えた第三戦で勝利し、今季100勝目に到達で、2012年以来7年ぶりとなる地区優勝を決めた。

先発登板したのは田中将大、マスクはオースティン・ロマイン。

前日から復帰したガラスの大砲、ジャンカルロ・スタントンは、今季11試合目の出場。試合勘のなさが気にかかる、ポストシーズンで活躍できるだろうか。

甘く入る失投もあり憮然とした表情を見せた場面もあったが、この日はスプリットが良かった。

7回を86球、6奪三振、4安打、コール・カルフーンの32号ソロによる1失点のみと素晴らしい内容だった。今季11勝目(8敗)を挙げ、防御率4.47と良化。

やはり、マイク・トラウト大谷翔平の離脱した打線は、とても寂しい。

 

 

エンゼルス先発の好投手左腕アンドリュー・ヒーニー相手に、打線も奮闘。

2回。DJ・ルメイヒュー の25号3ランで先制。

4回。ブレット・ガードナーが26号ソロ。

6回。ガードナーの技ありタイムリ二塁打で2点を追加。

8回。キャメロン・メイビンの9号ソロ。クリント・フレイジャーの12号2ラン。

 

田中のあとは、2番手のコーリー・ギアリンが三者凡退、守護神アロルディス・チャップマンが完璧リリーフで決めた。

 

1シーズンでのチーム本塁打記録更新中の2チーム。

1発攻勢で4本塁打ヤンキース打線(292)だったが、ミネソタ・ツインズ打線(293)も4本塁打と、場外でも激しい打ち合いが続いている。

 

メジャー新記録となる30人がIL(故障者リスト)入りする珍しいシーズンとなったが、まさに全員野球で地区優勝を成し遂げた。

喜びは、やや控えめに見えた。

2012年、地区優勝を喜ぶ輪の中で、「ここからが本番だ」デレク・ジーターイチローに言ったことを思い出した。

 

ヤンキースの指揮官として初の地区優勝を飾り、通算200勝を達成したアーロン・ブーンは、就任後2シーズンともに100勝以上を記録したMLB史上初の監督となった。

 

 

 

17日、ようやく今季初登板、昨季19勝のルイス・セベリーノが帰ってきた。

ところが、

驚愕のバットニュースが出た。

10年ぶりのワールドチャンピオンを目指すヤンキースに大きな痛手。

ヤンキース防御率4点台にもかかわらず、勝率.818は両リーグトップ、今季18勝4敗のミスター勝ち運ドミンゴ・ヘルマンが、家庭内暴力(DV)規定違反で離脱することになるという。

最近のDV規定違反で下された出場停止処分が、

ヒューストン・アストロズのロベルト・オスーナが75試合。

シカゴ・カブスのアディソン・ラッセルが40試合。

フィリーズのオデュベル・ヘレーラが85試合。

現在調査中だが、今季残り試合全休が濃厚。

ポストシーズンに不安が高まってしまった。ブルペン陣に大きな負担がかかることになる。

 

 

 

 

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