ジェームズ・パクストン
ホームで痛恨の連敗。
1勝3敗と王手をかけられ、もう後がないヤンキースが、現地18日、本拠地ヤンキー・スタジアムでアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦を迎えた。
Ready to fight back. #NextManUp pic.twitter.com/pvIGrci3sp
— New York Yankees (@Yankees) October 18, 2019
#ALCS Game 5!
— Houston Astros (@astros) October 18, 2019
⚾️ 6:08pm CT
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ジャンカルロ・スタントンが復帰。
先発は2戦目と同じ、昨季ノーヒッターのジェームズ・パクストンと今季ノーヒッターのジャスティン・バーランダー。
.@JustinVerlander is the 1st pitcher to make 8 #postseason starts vs. the Yankees.
— MLB Stats (@MLBStats) October 18, 2019
He's 4-0 with a 2.38 ERA, a 0.97 WHIP and a 48-13 K-BB in his previous playoff starts against them. pic.twitter.com/Q1F6YKMuTy
ヤンキースにとって、バーランダーは目の上のたんこぶ。ポストシーズンでは特に。
防御率2.38、WHIP(1イニングあたり与四球・被安打数の合計)0.97、4勝0敗と、滅法強い。
ノーヒットノーラン達成、24勝5敗・防御率2.40・250奪三振と投手3冠の圧倒的な成績で、この年に満票でサイ・ヤング賞に輝いた。
初回。ジョージ・スプリンガーの二塁内野安打から、パスボールと四球で1死一、三塁とピンチを招くと、アレックス・ブレグマンの打席でパクストンがワイルドピッチ。バーランダーの前に与えてはならない先制点を嫌な形で与えてしまう。
しかし、その裏。DJ・ルメイヒューが不穏な空気を振り払う先頭打者ホームランを放ち、すぐさま同点とし、アーロン・ジャッジ、グレイバー・トーレスの連打などで1死二、三塁のチャンスを作ると、アーロン・ヒックスがライトポール直撃の3ランで、一挙4得点で勝ち越した。
その後は、パクストン、バーランダーの両先発が、本来の投球を取り戻し、無得点に抑える。
パクストンは6回112球(ストライク72球)4安打9奪三振1失点。気迫みなぎる力投だった。
James Paxton, 97mph Fastball and 81mph Knuckle Curve, Overlay (synced at release). pic.twitter.com/tMuVFbL8LV
— Rob Friedman (@PitchingNinja) October 19, 2019
力のある速球に、カーブ、スライダーのコンビネーションで強打者を翻弄した。
バーランダーは、打たれた初回に29球を費やしながら、2回以降は出した走者は、たった一人と、ほぼ完ぺきな内容。相手チームのファンをも唸らせる素晴らしい投球を披露した。7回105球(ストライク79球)5安打9奪三振4失点。
2番手トミー・ケインリーが打者1人を打ち取り、ヒットと四球でピンチを招き、交代すると、3番手のザック・ブリットンが、見事な火消し、8回までイニング跨ぎの1回2/3を無失点の好投。
3点リードの9回を守護神アロルディス・チャップマンが締め勝利を手にした。
True Warrior. 💙 #LegaCCy pic.twitter.com/1foIi8wViN
— New York Yankees (@Yankees) October 18, 2019
今季限りで現役を引退するCC・サバシアは、このア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦では8回途中から5番手で登板したが左肩を痛め降板。第5戦はロースターを外れ、誰からも愛された頼れる兄貴は、偉大なキャリアを終えた。
2勝3敗としワールドシリーズ進出に望みをつないだヤンキース。
第6、7戦はアストロズの本拠地ミニッツメイドパークに舞台を移す。
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