2019ワールドシリーズ開幕
Deep in the 🧡 of Texas. #TakeItBack pic.twitter.com/oRWRKN9IYi
— Houston Astros (@astros) October 22, 2019
現地10月22日。ア・リーグを制したヒューストン・アストロズとナ・リーグを制したワシントン・ナショナルズによるワールドシリーズがアストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで開幕。
それぞれのリーグで最強の先発陣を誇る2チームは、
アストロズが、25試合で19勝0敗と5月22日の黒星以来1季での連続勝利記録を樹立したゲリット・コール、
ナショナルズが、サイ・ヤング賞に3度輝くマックス・シャーザーが初戦のマウンドに上がった。
初回。ユリ・グリエルのタイムリー二塁打でアストロズが2点を先制。
2回表。ライアン・ジマーマンの一発で、ナショナルズの反撃開始。
チームの生え抜き、35歳でワールドシリーズ初出場初打席初本塁打。最高の舞台で、リーダーが初得点、素晴らしい。
4回表。フアン・ソトが同点のソロ本塁打。
20歳362日での一発は、ワールドシリーズ(WS)史上4番目の若さであり、WSのデビュー戦本塁打としては、1996年のアンドリュー・ジョーンズ(ブレーブス時代)に次ぐ史上2番目の若さとなった。
5回表。1死一・三塁からアダム・イートンのタイムリーで勝ち越し、さらに2死一・三塁からソトのタイムリー二塁打で2点を追加。
7回裏。3番手のタナー・レイニーから、この回先頭のジョージ・スプリンガーがワールドシリーズ5戦連発となるソロ本塁打。
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— Houston Astros (@astros) October 23, 2019
8回裏にも、4番手のダニエル・ハドソンから、スプリンガーのタイムリー二塁打で1点差に詰め寄ったものの、2死二塁の場面で登板した5番手のショーン・ドゥーリトルが打者4人を完璧に抑えて1点差を守り切った。
アストロズの強力打線に手を焼き、毎回ピンチを招きながら、5回112球2失点の大粘投を見せたシャーザーが勝利投手となり、5番手のドゥーリトルがセーブを記録。
5ヶ月ぶりの黒星を喫したコールは、被安打8、与四球1、失点5と苦しみながらも、7回を投げ抜いたのは、立派だった。
ソトは同点本塁打を含む4打数3安打3打点1盗塁と大暴れ。別室で1人ノンアルコールを口にしてきた20歳は、まもなく21歳になり、堂々とシャンパンファイトに参加できる。満面の笑顔で、はしゃぐ姿を想像せずにはいられない。
初戦で、敵地で、貴重な貴重な1勝。
直近22回のワールドシリーズでは、初戦を取ったチームが18度の優勝を飾っている。
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