ライセル・イグレシアス
現地4日。エンゼル・スタジアムにシアトル・マリナーズを招いての同地区対決4連戦の2戦目。
Two-way Shohei Day
— Los Angeles Angels (@Angels) June 4, 2021
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大谷翔平は、「2番・投手」。通算5度目のDH解除で、打線にも入る“リアル二刀流”で出場。
最も打線にいて欲しいマイク・トラウトは、ふくらはぎの張りで負傷者リスト(IL)に入っている。
試合は、意外なスタートだった。
長打力のないJ.P.クロフォードに一発を浴びる。2球目、92mph(148Km/h)の4シームは、力なく不用意だった。
しかし、これで目覚めたかのように、三者三振で引き締める。
丁寧に、制球を意識しているように見えた。
速球を見せてのスプリット。左打者のアウトコースに入ってくるバックドアのスライダー。後半は、カッターを織り交ぜた。
カートスズキのリードも相変わらず上手かった。
6イニングを4安打2失点、10奪三振で2勝目(1敗)を挙げた。
特筆すべきは、無四球。メジャー4年目、通算20試合目の先発で自身初。
ストライク率66%(76球中50球)。
10奪三振は、5月11日のアストロズ戦と並ぶ今季最多タイで、2桁奪三振はメジャー通算4度目だった。
怪我から復帰後、制球面に苦しんでいた。今季初登板となった4月4日(同5日)のホワイトソックス戦では4回2/3で5四球。続く4月20日のレンジャーズ戦でも4回7四死球。
この日までに計7試合36回1/3を投げて29四死球だった。
バットでは2打数無安打、1四球。
「6回は疲労が見て取れたから」と説明したマドン監督の76球で降板させた判断も良かったと思う。
15本塁打している選手が1試合2桁奪三振をマークしたのは、近代メジャーとされる1900年以降で初の快挙。
Shohei Ohtani, Vicious 88mph Splitter. 😦 pic.twitter.com/fUhxVth8LX
— Rob Friedman (@PitchingNinja) June 5, 2021
141.6kmの高速スプリット。反則だ。
援護射撃は、最近なぜか1番で起用され、なぜかいい感じの
*nudge* would you get a load of this guy pic.twitter.com/kajfKOMSnx
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ジャスティン・アップトンの2ランホームラン。
28歳で今季メジャーデビューしたオールドルーキー
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ホセ・ロハスのソロホームランによる3得点。
この試合のハイライトとなる8回。
3番手・マイク・メイヤーズがバント処理で転倒するなど、たったの6球で、瞬く間に無死満塁のピンチを作った。
1点覚悟の場面。大谷の勝ち星がこぼれ落ちる絶体絶命の場面。
快刀乱麻を断つ大活躍を見せる男がもう一人登場する。
守護神・ライセル・イグレシアスだ。
マリナーズ打線で最も恐ろしいミッチ・ハニガーを内野フライに打ち取ると、勢いに乗った。続くカイル・シーガーを三振に仕留める。最後はタイ・フランスを2球で追い込み、外角へ渾身の速球97mph(約156Km/h)で見逃し三振、無失点に封じた。
9回も3者凡退に抑え、エンゼルスを3-2の勝利に導いた。大谷同様「今季最高のピッチング」だった。
明日は #菊池雄星 がエンゼルス戦に登板します!! #大谷翔平 との高校の先輩後輩対決にも注目ですね😁#試合予告#日本人選手情報
— MLB Japan (@MLBJapan) June 5, 2021
試合はNHK BS1、@jsports_yakyu、ライブ配信サービス @SpozoneBaseball で放送予定。 pic.twitter.com/vNtQUyw9G1
2019年以来2年ぶりの「花巻東」対決。楽しみすぎる。
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