MLBの日記

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クレイトン・カーショウ

 

前日の試合で5時間15分の延長戦を制したドジャースは対戦成績を2勝2敗とし、そのままの勢いで2年連続のワールドシリーズ進出に王手をかけたい。かたや、もつれれば強いブリュワーズは、自分たちの土俵で勝ちきれず、流れを引き戻したい一戦。

 

先発はクレイトン・カーショウウェイド・マイリー。

前回登板、悔しい思いをしたカーショウに対して、投打に大活躍のマイリー。明暗くっきりだった両先発に注目していた。

 

開始早々、クレイグ・カウンセル監督は奇策に出る。マイリーにドジャースの先頭打者コディ・ベリンジャーのみに対戦させたのだ。左腕対策打線を組ませる狙いもあったようだ。その後は、ブランドン・ウッドラフが6回途中まで投げ切った(5回1/3を3失点)。マイリーは、20日の第6戦で先発が予想されている。

 

 

カーショーは3回、1死一・二塁のピンチを招き、1番ロレンゾ・ケインにタイムリ二塁打で先制されるも、4回以降は4イニング連続3者凡退、13者連続アウト。7回98球、3安打9奪三振1失点の圧巻のピッチング。

前試合には、延長13回で、9人の投手をつぎ込んでいたため、7回を投げ切り、ブルペン陣の負担を軽減できたことは、あまりにも大きい。

シリーズ初戦では、仲間のミスにも足を引っ張られ、4回途中5失点と炎上していたが、見事雪辱を果たした

 


打線は1点を追う5回、8番バーンズのセンター前タイムリーで同点。

値千金、難しい球に食らいついた。

 

 

6回は5番マンシーのレフト前タイムリーで勝ち越したあと、代打・プイグのセンター前タイムリーで3-1とリードを広げた。

 

7回にも2番ターナーの適時打などで2点を追加。9安打で5点を奪った。

 


8回はバエスが抑え、9回はファーガソン、マドソン、ジャンセンとつないで逃げ切りに成功。

 

 

ナ・リーグ優勝決定シリーズで3勝2敗としたのは過去21チーム存在するが、このうち15チームがワールドシリーズに駒を進めている。

 

 

カーショウの日

魔球カーブ、今日は特に冴えわたった。急ブレーキがかかり、ことごとく空を切った。

「テニスラケットでも当てられない」と言った方もおられるようだ。オシャレ。

   

サイ・ヤング賞に3度輝く大投手もポストシーズンは苦手、昨季までは24試合に登板して7勝7敗。しかし、今季はここまで2勝1敗で、防御率は自己ベストの1・44とし、払拭した感がある。この美しい放物線、ワールドシリーズでも見たい。どちらが上がってきても強力打線、どう対応するのか楽しみだ。

 

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