ノマー・マザラ
現地21日。レンジャーズの本拠地グローブライフ・パーク・イン・アーリントンでのホワイトソックス戦で、解析システム「スタットキャスト」を導入した2015年以降での最長タイ記録本塁打が出た。
打ったのは、24歳の大器ノマー・マザラ。
初回2死一塁。相手先発のロペスの1ボールからの2球目。高めの直球を完璧にミートし、先制10号2ラン。
グローブライフ・パーク・イン・アーリントンがあるテキサス州アーリントンは、乾燥地で打球が飛ぶヒッターズパークであり、風も影響したが、クアーズフィールドの505フィートよりも価値があるように感じる。
トレバー・ストーリーの打球速度と角度も、かなり近い数値。
109.7mph(マザラ)・111.9mph(ストーリー)の打球速度を考えると、その時、その土地の気候、が大きく影響している。
記録更新の本命は、120mph超えるアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン。対抗にゲイリー・サンチェス。穴、ブラディミール・ゲレーロJR、ピート・アロンソ。大穴、ジョーイ・ギャロ、ジョシュ・ベル。
打球が速いスラッガーを選別。
2位は、マイアミ・マーリンズ時代のスタントン。 これもまたクアーズフィールド。
打球角度18で、504フィートは驚異的だ。打球速度115.8マイルは、彼にしては、速くない。まだまだ伸びる余地がある。
マザラは、14歳からスカウトの目に留まるほどの逸材。
2011年16歳で、当時の中南米選手史上最高額の契約金500万ドルでテキサス・レンジャーズと契約。
2016年から3季とも20本塁打を記録しているが、キャリアハイが見えてきた。
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