ボー・ビシェット
Baltimore's been good to us lately. pic.twitter.com/eCP8ygolNX
— New York Yankees (@Yankees) August 8, 2019
We started off the week Camden Crushing it. pic.twitter.com/ptLsPV9RNB
— New York Yankees (@Yankees) August 8, 2019
ボルチモアで大暴れし、8連勝と勢いに乗り、カナダのオンタリオ州トロントにある敵地ロジャース・センターでのブルージェイズ戦を迎えたヤンキースは、国を出ても好調は変わらなかった。
初回にいきなりジオ・ウルシェラの15号2ランで先制すると、3回表にも、ウルシェラの16号3ラン、キャメロン・メイビンのタイムリー、マイク・トークマンの11号2ランで、一挙6点を追加。そのリードで危なげなく12ー6で、連勝を9に伸ばした。
3番を担ったウルシェラは、連日の1試合2本塁打で、3安打4打点の大活躍。後半戦絶好調男トークマンも2安打4打点を叩き出す活躍を見せた。
Urshela and Tauchman have been UNREAL!#YANKSonYES pic.twitter.com/YWweoA39V6
— YES Network (@YESNetwork) August 9, 2019
主力の穴を補って余りある猛打。メイビンも出れば、結果を残している。
先発したドミンゴ・ヘルマンは、5回4失点(自責点3)で今季15勝目(2敗)、防御率4.05。ヘルマンは今季覚醒し、最高のシーズンを過ごしているが、運も強い。打線の援護はもちろん、彼の後はリリーフも打たれない。7/23のミネソタ・ツインズ戦で、4回持たず、自責点8でも負けが付かなかった。その勝ち運で現在勝利数はトップタイ、ジャスティン・バーランダーとの最多勝争いが面白くなっている。
そんな中、21歳の新星ボー・ビシェットが球史に名を刻んだ。
殿堂入りの父を持つキャバン・ビジオ、ブラディミール・ゲレーロjr.、キューバ野球の英雄の三男ルルデス・グリエルjr.(次男はアストロズのユリ・グリエル)と将来有望な2世が多く在籍しているブルージェイズに、また楽しみな2世の若手が出てきた。
1995年に本塁打と打点の2冠王に輝き、通算274本塁打のダンテ・ビシェットの次男は「1番・遊撃」で先発出場し、5回裏の第3打席で4号2ラン、6回裏の第4打席でタイムリー二塁打を放ち、5打数2安打3打点。
ELITE Company 😯@19boknows is the first rookie since Ted Williams with an extra-base hit in 9️⃣ straight games! @BudweiserCanada https://t.co/WYu5RsTNdk pic.twitter.com/Nfd5PtAuAn
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) August 9, 2019
これにより、9試合連続長打となり、新人では1939年のテッド・ウィリアムス以来80年ぶりの快挙となった。
加えて、7月29日のロイヤルズ戦でデビューし、11試合目のビシェットは、13本の長打(二塁打9本+本塁打4本)を放っており、デビュー11試合での本数としてはMLB新記録。デビューからの11試合連続安打も、球団記録を更新している。
デビュー11試合で打率.408、4本塁打、OPS1.290とこれ以上ないスタートダッシュに成功したビシェット。今後の活躍から目が離せない。