MLBの日記

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田中 将大

前日に24安打19失点で大敗し、今日はさせじと静かに燃えていた田中将大が、現地16日、本拠地ヤンキー・スタジアムにクリーブランド・インディアンスを迎えた4連戦の第2戦に先発登板した。

防御率3.67(ア・リーグ2位)の投手陣を中心となり守り勝ってきたインディアンスに、ヤシエル・プイグ(23本塁打)とフランミル・レイエス(29本塁打)の長距離砲が加わり、打線に厚みが増した打線に対して、久々に田中とバッテリーを組むのは、ゲイリー・サンチェス。

前日の大敗を吹き飛ばす快投だった。イニングイーター田中の真骨頂で、打たせて取る省エネピッチングで、83球(内ストライク56)。6回1/3を4安打2失点2奪三振無四球のクオリティスタート(6回以上を投げて自責3以下)、防御率は4.56に良化。

生命線のスライダーはキレ、スプリットの挟みを深めに修正したことが馴染んできたのか、落ちも良くなったきた◎。

 

 

2失点は2被弾。

ホセ・ラミレスの20号ソロ。

プイグのインディアンスに来て2号で、今季24号。94マイル(約151キロ)の直球が甘く入った。

続くラミレスに二塁打を浴びたところで降板。

 

 

1回裏。アーロン・ジャッジ、ジオバニー・ウルシェラの連打で2死一・三塁のチャンスに、サンチェスとグレイバー・トーレスの連続タイムリーで2点を先制。 

5回裏。2死からジャッジが二塁打で出塁すると、ウルシェラのタイムリーで1点を追加した。

田中の後を受けたトミー・ケインリーが、1死二塁のピンチを気迫の2奪三振で切り抜け、8回をザック・ブリットン、

アロルディス・チャップマンが今季最速102.4mph(164.8㎞)でピシャリ。

今季34セーブ目。2位インディアンスのブラッド・ハンドに5差をつけ、自身初のセーブキングが見えてきた。

 

田中は、今季9勝目。日本人メジャーリーガーとして初の6年連続2桁勝利、NPBからは11年連続の2桁勝利にリーチをかけた。

 

 

ヘルニアのため7月末からIL(負傷者リスト)入りしているルーク・ボイトが、手術は回避し、早ければ8月中に復帰できる可能性が出てきた。

19日から3Aでの練習とリハビリが開始される。ボイトは今季、94試合で打率.278、19本塁打、54打点と活躍している。

愛称はミート、筋肉自慢はいいが、過度の筋トレはキレを失い怪我を招く、片手ベンチプレスはもうやらなくていい。

 

 

ありがとう、トミー。

 

 

ヤンキースは2位レイズに10.5ゲーム差をつけてア・リーグ東地区を独走しているが、ア・リーグプレーオフホームアドバンテージを獲得するために、ヒューストン・アストロズの勝率を上回らなければならない。

 

 

おめでとう、ジオ。 

 

 

 

 

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