MLBの日記

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ALCS進出一番乗り

現地7日。ヤンキー・スタジアムからターゲット・フィールドに舞台を移したア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦。 

 Ready for Game 3. #BombaSZN pic.twitter.com/GmPXEpAOvS

もう後がないツインズはジェイク・オドリッジ。

王手をかけ、スイープで決めたいヤンキースがルイス・セベリーノ。

 

 

ミネアポリスに来ても、流れは変わらなかった。 

2回。今季38発チーム本塁打王グレイバー・トーレスのソロ本塁打で1点を先制。

3回。ブレット・ガードナーのタイムリーで1点を追加。

7回。ディディ・グレゴリウスのタイムリーで1点を追加。3-0とリードを広げた。

9回。キャメロン・メイビンのソロ本塁打、グレゴリウスのタイムリーで2点を加えてクローザーに余裕を持たせた。

今季、球団最多記録となったヤンキースのホームラン(RS306本+PS5本)で、最も高く舞い上がった。

 

セベリーノは2回裏、無死満塁の大ピンチを招いたが、後続を一飛、空振り三振、見逃し三振に仕留め、無失点で切り抜けた。 

4回4安打無失点と好投。83球を投げ、頼れるブルペン陣へ繋げた。

5回から2番手トミー・ケインリー、5回2死からの3番手アダム・オッタビーノはアウトを奪えずに降板したが、4番手チャド・グリーンが2死一塁、二塁のピンチを無失点で切り抜ける。

8回裏に5番手ザック・ブリットンからエディ・ロザリオがソロ本塁打を放ち、ツインズ唯一の得点となった。

8回裏の途中からマウンドに上がったアロルディス・チャップマンが5つのアウトを取り、試合を決めた。

 

4つのファインプレーがあった。

  Okay, adjective...

 

3戦全勝のスイープで2年ぶりにリーグ優勝決定シリーズに駒を進めたヤンキースは、ポストシーズンではツインズに対し通算13連勝で、スイープ突破はチーム史上通算14回目となった。

 

ツインズは2004年のヤンキースと対戦した地区シリーズの初戦に勝って以来、ポストシーズンではメジャー史上ワーストの通算16連敗。

結果的に、2回の無死満塁で先制出来なったことが痛かった。 

シーズン本塁打記録307を誇る打線は、ヤンキース投手陣の前に、鳴りを潜めた。

ア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)進出一番乗り。

休養が取れるのは大きい。

今季のヤンキースは、不思議に強い。

最高勝率で勝ち頭のドミンゴ・ヘルマン(DVによる処分)を欠き、不安視された先発陣、PS初登板のジェームズ・パクストン、スプリット不調の田中将大、PS結果が出ていなかったセベリーノと役割を果たした。

ポストシーズンブルペンが物を言う。期待が高まってきた。

 

 

 

 

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